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RN/HF 2日目 ルート分岐完了/放課後1年B組 まで

充電完了、HFレポート入ります。

桜は他の2ヒロインに比べて課せられたノルマ分の多い、どうも扱いの不遇なヒロインだと思います。
HFに思うところあれこれ

イリヤルートが没になったあおりもあるんでしょうが、ストーリーの裏側的ダーティーな部分を一人で受け持ちって……
各ルートで「この女に関わったばかりに殺されるかもしれない」というシーンのある月姫でさえ表2ヒロイン:裏3ヒロインで受け持ってたのを、表が少年漫画ノリのFateで表2:裏1で割り振ろうというのが既に無茶な気がするんですがどうなのか。さらに奈須さんが黒い描写になると筆が乗りまくるという人なので、黒くなってからが必要以上に活き活きしてるという orz

表2ルートで出来なかった聖杯戦争舞台裏のあれこれとか、
没ルート分のイリヤ描写とか、
ついでにPCではジャンル的ノルマ分とか、
色々詰め込まれてるせいか、本当なら真っ先に描かれなきゃいけないはずの「全てに変えてもいいと思えるだけの、桜に思い入れられる描写」が一番ないがしろになったまま進行してたのが、設定以上に不憫な気がしてなりません。
設定的には一番年齢制限の必要だったルートですが、描写面では一番年齢制限分のシーンが必要ないルートだったような気もしていたり。

「子供の頃の作文なんてね、ボクの夢は正義の味方になることです、だったんだから」
「うわあ。すごい子供だったんですね、先輩」
イラスト 70.png
「うん、すごかったよー。うーんと年上の男の子にいじめられてる女の子がいたら助けに入ってくれたし、切嗣さんが不精だったから家事だって一生懸命こなしてたし」


桜との穏やかな日常は主にfate・UBWで既読スキップ分に入ってしまったところにあるので、既読スキップ&スキップ確認をオフにしてプレイ中。最初に出てくる一番身近な女子→ヒロインという流れで、話的に馴染みやすくなるのでHFプレイ時にはお勧めです。
…というか、見せ場の「美しいアリア」あたりにも繋がる、士郎が子供の頃から正義の味方に憧れていたことを桜が聞くシーンとか、桜が手伝いに来るようになった経緯とかが3ルート共通エピソードに入ってるので、この辺がさくっと既読になるのは割と鬼な仕様だと思いました…。
Final route "heaven's feel" is now open.

士郎とセイバーだと主従、士郎と凛だと相棒、という基本的なイメージがありますが、士郎と桜の組み合わせになるとのっけから若夫婦的なやり取り発生ですね。
桜に起こされて始まるFate。うむ、ギャルゲーらしいスタート。Fate初プレイ時、このギャルゲらしさが苦手だったのですがもはや動じません。分岐させるためにひたすら桜を構い倒します。
……朝からおいしそうだな衛宮邸のご飯…。 
藤ねえのソース入れ替え事件とか色々ありますが、この辺は特に書くこともないのでそのまま学校行って帰宅。この日の夕食は、桜が初めて士郎の夢が「正義の味方」だという話を聞くところ。積極的に藤ねえを促し、子供の頃の士郎の人となりをどこか嬉しそうに聴く桜を記憶にとどめておいて、夕食後の選択肢へ。

「桜を送っていく」を選択。慎二に対する桜の視線が思いのほか柔らかいのを見れるシーンでもあります。長年一緒に暮らしてる愛着かなー。すぐに手を上げたり色々いろいろする慎二の仕打ちを鑑みると、桜は自分の受難が日常的過ぎて鈍くなってるんじゃないかとも思うところ。HFフラグが立ったので間桐邸まで送っていけるようになってますね。交差点まできたところで、坂の一番上にある遠坂邸の話。士郎が凛の家について知っている、というところに話が及んだところで初めて、桜の「髪で顔を隠すクセ」が出ますね。

「子供の頃、坂の上には怖い魔法使いが住んでいるんだって言われてました」
「桜は信じたのか、その話?」
「信じました。だって子供だったんです。だから、坂の上に行っちゃいけないっていつも思ってました」


という会話が、桜の生い立ちを知ってからだと悲しく聞こえます。

洋館街の坂まで来ると、金髪の不審者の話。どうもプロローグで凛が見かけたときだけでなく、ギルは間桐邸周辺をうろうろしまくっていた様子。あんまり不審なようだったらとっ捕まえるから言ってくれという話になりますが……いや士郎、それ難易度すごく高いから。
間桐邸では蟲の声と、慎二と桜の2人で暮らしているはずの間桐邸についた3つ目の明かり。桜の部屋は2階の、棟と棟のつなぎ目のところ。慎二の部屋は1階の端、一番通り寄り。その上にもう一つ。…臓硯の部屋が慎二の上ってことなんでしょうか。士郎はこの部屋に明かりがついてるのは見たことなかったようですよ。

2日目朝に桜の選択肢が増えてるのでこれもGO。
……朝から何作りこんでるのですか士郎。ぼやっとしたまま台所に立たせると、いつのまにか料理の品数が増えてるという素晴らしいスキルの持ち主。しかし、桜が来てるのに気づくのが遅すぎます。何故そこまで会話を進めておいて人が来てるのに気づかない。声付きなのでPCよりさらに間延びしました。
衛宮邸のキッチンは桜の幸せの場所なのですねー。士郎とお弁当作りしてご機嫌な桜が可愛いです。あと士郎を丸くやりこめる口調にちょっと血筋を感じます(笑)
しかし、桜が衛宮邸に来るまでサラダ油の存在を知らなかったって……
いや、小学校の時点で野外炊飯とか家庭科で絶対扱うから。
士郎からお皿を受け取ろうとしたところで、桜、士郎の手に令呪の兆し発見。一気に元気も食欲もなくしてしまいます。

放課後、桜のいる4階の1-Bに行ってみると一人で残っている桜。具合の悪そうな桜を引き止めて、弓道部に行く前に生徒会室から取ってきたお茶を飲みつつ高跳びの話。
夕焼けの中、横顔を見せる桜の新規CGはここで入ります。こちらを向いて困ったように笑うのとにっこり笑うパターンもありますよ。えーと4年前、桜が学校に入ってきた時の話とあるので、穂群原に中等部があって桜はそこに入ってきた、ということですね。凛は確か中学は別で、このときはたまたま来てたとか。そっか、穂群原中等部はセーラー服かー。この一枚絵の間、桜が凛と並び称される美人になっている、という話もちょこっと出てきますね。さすがです遠坂家。


このエピソードを見ることでHFにルート分岐完了。
ここの新規CGは、桜に何とか明るいCGを増やそうということで苦労されたものだそうで。