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RN/HF 6日目 夜・士郎の部屋まで

士郎が寝込んで、一日大人しくしているかと思いきや、人に会うイベントや道場での鍛錬など色々やることがあります。夜は桜との土蔵のイベント。「美しいアリア」に繋がる重要イベントですね。
また一日分詰め込んだので長いですよ。


慎二来訪イベントが大幅削除。ぶち切れるには色々足りなくなくなりました


藤ねえを縁側から見送って部屋で寝てると、出かけなきゃいけないはずの桜が部屋に。学校休んで残っていいですかという桜への、士郎の返しが鈍い……。というか察しが悪いのが過ぎて、くどい……。
ちょっと気になったのが「先輩が風邪を引いたのって、わたしのせいだと思うんです」という桜のセリフ。本気で言ってるのか、こじつけようとしてるのか、なんか知ってるのか。このあと、士郎の見た夢がどんな夢だったのか聞きだそうと食い下がってくるシーンもあるので、なんか察してるのかなー。
自分の体調はよくなってるけど、ずる休みして士郎の看病をしたいのだと言う桜に、セイバーも寝てるし助かるし、とOK。

だるくて身動きままならなかった割に、昼前にはもう回復しはじめてます。風邪引いたとかにしちゃ妙な感じだなーと士郎自身訝りつつ、起きだすと怒られるので大人しく布団の中。
……汗かいたんだから、と布団の敷き替えに来る桜がすごい。へるぱー…?布団一式まとめてもって行くあたり、さすが弓道部、力持ちです。

セイバーと桜はといえば、士郎が寝てる間に掃除をしたりなんかして仲良い感じです。セイバーのことをサーヴァントとして意識してるせいなのか、桜のほうは少し引いてる感がまだ取れませんが。
桜も衛宮邸の家族のようなもの、という話になったあたりで嬉しそうにうなずきつつも
「先輩はちょっと、人のコトを大切にしすぎだと思います」
なんて、会話もあり。衛宮邸のメンテは士郎が主立ってやっていたのかと思ってましたが、実際は士郎が手をつけてない部分まで桜が掃除したりしてたんですね。いや、一人二人でどうにかなる部屋数じゃないような気がするけど。
幸せな気分になって寝落ちしそうになったところで、もう寝ちゃったと油断した桜が
「けど、わたしは先輩のそういうところが大好きです」
とか言うもんだから一気に目が覚める士郎(笑)
桜………それなんてラブコメ(笑)

さらに思わず口を滑らせちゃったのをごまかそうと「い、いえ熱を計ろうと思ったんです!」と押さえ込みにかかるもんだから、さらに状況悪化。というか、お約束中のお約束。ぽよん。
慌てて桜から離れようとして、うっかり「昨日の夢がぶり返すから」とか要らんこと言う士郎。
当然「どんな夢だったんですか」と訊かれるので、好感度関係ないしまず踏まない選択肢だしと、あえて地雷踏んでみることにしました。(捨て身過ぎ)
→「遠坂がでてきました」

―――ごめんなさいすみませんでした私が悪かったです許してください。
なんだろう、この「女性名の通話履歴を奥さんに見られた旦那さん」的いたたまれなさ。ていうか怖い。何言われたわけでもないのに怖い。二言三言話すだけの短いシーンなのに怖い。
……正直、桜は黒よりも、「柳の下が似合いそうな恨み系」(by凛)モードの時のほうが怖いと思います。こう、どこにも発散せずに溜め込んでます的空気が。
お願い、発散してー。何か言ってぇぇ。
ここも声の調子にひやりとさせられます。


「出て来たのは遠坂だけなんだけど」というセリフが変更なしだったことにびっくりですよ。レアルタは美綴も出てくるんですけど。
…いや、ここで「遠坂だけ」と言わなければこのひんやり感は出てこないとは思いますけど、レアルタだけプレイした方には不思議な言い回しだと思います。
問い詰める桜の面持ちが真剣だっただけに、やっちゃった感山盛り。でも真剣だったのはやっぱり、士郎の異変に心当たりがあったのかどうかなぁ…
桜は体温計だけ置いてお昼の支度に。

桜に作ってもらった鍋うどんを3人で食べて、体調は少しよくなったからと片づけをやろうとする士郎に、セイバーから「顔色が青いと言うのではなくて、悪い」という微妙なお言葉。魔力が足りない、という的を射た指摘です。桜から「士郎は自分を蔑ろにしがち」と言うのを聞いたそうで。
……もしかしたら、桜なりに「士郎のそういうところをサーヴァントがフォローしてくれれば」と思ったのかなと少し思いました。
結局食器運びはセイバーがやって、士郎はテーブル拭きをすることに。台所の2人が仲よさげなのに和みつつ、昼休みの過ごし方選択。

間違うとdeadるので実質選択の余地なし。書置きだけ残して公園へ。お土産にたいやき持参です。fateでもあげてた、切嗣の好物ですね。
待ちぼうけのまま、1時間で戻ると書置きしたその時間になってしまったのでそろそろ帰ろうとすると金縛り。
あんまり無防備だからとイリヤのいたずら&講義です。
あー、イリヤにも「からっぽ」って言われた…。
これは魔術とか魔力に携わってる人間ならそれと判る異状ってことなのかなー。とすれば、桜が気にしてたのも納得いきますが。
ちょっかい出してきた割に、イリヤは士郎と「また会ってもいい」といったのをはっきり約束したとは思ってなかった様子。
好きなものとか嫌いなものの話をしてるうちに、メイドの話、今住んでいる城の話になって、視覚の転移。森の木に移されたり城の壁に移されたりで乗り物酔い。それはそうと、視覚を転移するとなんでセラとリズの会話まで聞こえるんだろう…
イリヤは天の衣を着るのが嫌いらしいですよ。
士郎を人形にしちゃうBADだと自分から着ますが。
―――遠坂・アインツベルンの転移魔術に関するイリヤ先生の講義が長いです。
本編に直接関係あるのは魂の永劫性についてちらりと説明がある、最後のほうだけ。3時の時報でそろそろ帰るかとお開き。
明日も会おうという約束をします。

うちに帰りつくと、当然2人がかりで怒られ(笑)
書置きに残して行った予定の時間より1時間も遅れてるし。意味ないがな、書置き。桜とセイバーの息の合いっぷりが笑えます。ていうか士郎、「火に油、ネコに小判」て何。二つに繋がりがなさ過ぎて何が言いたいのかわかりません。
体力あまってるんなら道場でお仕置き、ということでHFでは初のセイバーとの鍛錬。桜はこれまで鍛錬に居合わせることがなかったので、これが3ルート通して正真正銘初めて。「存分にお灸をすえてあげてください」とかいったわりに、やっぱり実際にコテンパンにやられているのを目にすると止めに入ったりします。が、士郎が鍛錬にメリットを見出してしまったので、聞き入れてもらえずに居間に退却。電話がかかってきて応対、士郎に繋ぎます。髪で顔を隠すクセ発動中ー。

電話は凛から。士郎たちが柳洞寺に行ったのは使い魔で見てたものの、士郎が学校を休んだもので無事なのかと電話かけてきたわけですね。何で無事に帰ってきたのは知らないの。士郎は「柳洞寺のマスターはサーヴァントに裏切られていなくなった」とは伝えますが、名前は出しません。桜がいる都合上、死んだ死なないという言葉も使えないというわけですが、マスターとかサーヴァントとかの時点で既に不審だよ士郎。切ろうとしたところで、「大事な用事があるから明日は学校に来なさい」と言いつけられて電話終了。
振り返ると様子のおかしい桜。士郎は嬉しそうで、けど自分で気づいてない、とぽつぽつとこぼします。

夕方は慎二来訪というか慎二来襲。
夕食の支度中に呼び鈴が鳴って、応対に出た桜を追いかけて士郎も玄関に行くと、慎二。
・・・っていうか桜、こんな呼び鈴連打なあからさまに何かありげな客にそのまま出たらいけません。不審者だったらどうするっていうか不審者。
PCでは出会い頭に桜がグーで殴られるわ、
慎二が桜に何をしてたのかいきなり仄めかされるわ、
お前もそうなんだろうといわれるわで
「すみません、好感度はこの際どうでもいいので、とにかく殴らせてください」と思った(というか脊髄反射で殴っといた)シーンですが、レアルタでは削られまくりました。
―――つうか、残せる部分が殆どないです。
桜を殴るの削られ。
仄めかすの削られ。
おまえもお互い様ってのも削られ。
「何で帰ってこないんだ、兄貴のいうことを聞けよ」てなことを言われただけ。
思わずグーがでるほどの地雷がなくなってしまった…。
「ここでこの間の続きをしたっていいんだ」という慎二に、「なんでも聞くからここでだけは止めて下さい」と叫ぶ桜。衛宮さんちは桜の聖域だからね。
慎二はそれを気をよくして「さっきのはジョークだよ」と帰っていきますが、何しにきたんだ…
全ルートでキレイに地雷踏んでいくので困りますと言うかキャラ配置的には仕事こなしてると思うんですけどホントにもうお役目ご苦労様なんだから orz

台所に戻って夕食の支度を再開しますが、カラ元気の桜がまた熱を出して倒れて客間に強制退去。藤ねえがこないまま夕食を終えて選択肢。…初プレイで巡回優先して何か解明しなきゃいけないのかと思ってて、さくっとDEADした生温い思い出がよみがえりましたよ。
巡回中止。桜と士郎を気遣ったご褒美にお茶菓子くださいと催促するセイバーが可愛すぎます。緑茶とクッキーあうよね。

土蔵で鍛錬。HF序盤はわりと鍛錬がおろそかになってるんですが、調子はよい様子。終わった頃に初めて私服桜登場です。
ちょうど直したストーブがあったので火を入れて、ストーブの明かりに照らされつつ会話。
桜は、士郎が直りそうになかったストーブをちゃんと直してあげたことが嬉しいみたいです。頑固ですよね、なんて笑って。
士郎の話や、桜の子供の頃の話。
今までも話にだけは出てきてる、慎二の父親がちょっと話題に上ります。魔術師としての間桐をそのまま終わらせてしまおうとした人。不平不満を押さえ込んでしまう桜を心配していたようです。…桜に言わせると、慎二もそうらしい。それらしい描写がてんでないのが気になりますが。

あまり今まで聞いた事がなかったから、ということで士郎の子供の頃の話。
公園で戦った、同い年で智謀に長けたあくまのような強敵の話が出てくるのはここで2回目ですかねー。…なにかと絡めすぎと違いますか(笑)いいけど。
桜の「子供の頃に先輩に会ってたら、きっと子分にしてもらってました」という一言で、すごくほほえましい3人図を思い描いたのでオーライ。平和なのはよいことです。士郎は子供の頃から桜を鍛えてたら、あれとかそれのような女の子の皮をかぶったあくまになってしまう、と恐れおののきますが、甘いな。
あくまでない女の子なぞ、奈須さんとこは存在せぬわー♪

続けて「訊きにくいことを訊いてもいいですか」と、士郎が養子だと言うのは本当かと尋ねてくる桜。情報源は藤ねえ。
……いつ聞いたのか知らないけど早いなぁ。
fateでセイバーがそれを知るのが10日目、UBWで凛が知るのが11日目なので、この話題に及ぶのが他の2人より格段に早いです。まぁ、養子だと言うのは数多い士郎と桜の共通点の中の一つですね。境遇違いすぎてどうも忘れがちですが。
そういえば一成は士郎が養子なのを知ってますが、慎二はどうだっけなぁ……
訊かれた士郎のほうは「話してなかったっけ?」と何でもなさそうに応えるので、桜のほうが逆にびっくり。いっぱいイヤなこととかあったんじゃないんですかと、相手によっては怒られそうなことを思わず口走ります。…桜の場合無理もないですが。
他所へ貰われた子供の気持ちについては、UBWでも間桐邸前で凛に訊かれたこと。
「藤ねえの入れ知恵だな。初めの一年はそう見えたかもしれない」というセリフを見るに、士郎の最初の一年はかなり不安定なものだったらしいです。ていうかこういう子供に行政対応ないんだろうか、冬木市。……いや、そういうこと言い出すときりないですが。
「楽しかったんですか?」と訊かれると今度は少し考える様子をみせますがUBWほど困惑しませんね。ただ切嗣のようになりたかったから、という答え。
桜は3ヒロインで唯一、正義の味方になりたいという士郎を眩しそうに応援しているヒロインですね。士郎も桜も助けを求める側を経験してるので、助けてくれる人に対して一際肯定的なんだと思います。が、ここで少し思い悩む様子の桜。困ったような淋しそうな笑顔で
「じゃ、一つ訊きますね先輩。もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」
柳洞寺に現われた影の描写に「自分の存在に初めて気づいたかのような」という一文があるんですが、桜もこの時点で何か思うところがあったのかもしれません。唐突な質問に戸惑いながら「きっと他のヤツより何倍も怒る」と言う士郎の答えに、安心したような笑顔を見せるのが悲しいです。

いや、わたし初プレイのときに「美しいアリア」直前で、脇からでてきた人に掻っ切られちゃったんですけどね。
―――ライダー、それいろいろ台無しだから orz

イラスト 77.png
「―――よかった。先輩になら、いいです」