「私怨を優先できる状況ではなくなったようだ。そうだろう、衛宮士郎
アレがなんであるかは、お前の直感が正しい」
放課後は泰山行きがありますが、ジョージの必要以上に熱の入りまくったマーボ演技に恐れおののきました(笑)あれ何ー!?
メガテンネタがなくなったのは淋しいですね。オレ外道マーボ今後トモヨロシクはPC限定ネタとなりました…。メガテン自体がパロネタの多いシリーズだから、話ふればOKもらえそうな気がしてたんですけど、残念。
臓硯が裏で糸を引いていることが明らかになり、「影」が初めて士郎たちの目の前に現われ、桜は蟲惑的な面を見せ始め、イリヤは選択肢によっては素性バレし始め。
言峰は繰り返し「臓硯は陰湿だ」といいますが、その言葉どおりここらから一気にどろっとした展開にGO。
穂群原で「商店街」というとマウント深山のことになるのですねー。ここで中華屋さんは一つしかないので泰山へ直行。…はいいけど、当然のように店名に絡めた軽口が入ってるけど、「泰山」は中国神話で死後の世界のことだというのは一般的な知識なんだろうかとちょっと思う。私、知ったの十二国記からです。
店に入るとマーボー。
ていうかジョージ。
「む…はふはふ…むぐ?来たか衛宮、ずずっ、はふ、」
みたいなそんな感じ。アドリブか。これアドリブなんですかもしかして。
この演技と一対一で噴いちゃいけない声優さんは大変な職業だと思いました(こんなところで感心してどうするか)
言峰が食べ終わったところで話は本題に入り、キャスターの謎に。
セイバーがキャスターを倒した夜、アサシンらしきサーヴァントが境内にいたことが語られます。士郎が気づきかけたものの、セイバーが気づかなかった視線はアサシンのものだったということですね。それを教えたのだから、この数日間で知っていることを教えろという言峰。聞いたからには言うが、何でそんなことを知り得たのか教えろという士郎。
ほんとうに、HFの士郎は回転がいい……。
で、言峰ったらfateでは最終盤の隠し玉だったランサー所持をあっさり告白。ここまであっさり言われると逆に気持ちがいいくらいです。
士郎の番で、こっち4日間の持ち情報提供。言峰は臓硯が出張ってきていることに強い関心を示しますが、過去のどこら辺で関わってたんでしょうか。第4次でも聖杯戦争の表舞台に出てきていたわけではなかったようですし、Zeroにも言峰と臓硯が絡む描写は3巻まで特にないですよね…?言峰のほうは雁夜の調査で知ってはいそうですが、キリエ・エレイソンのくだりを見る限り、臓硯のほうも言峰を知っている様子でしたし。
臓硯に関して「人の血を啜る」という表現がでていますね。PCもここは同じですが、レアルタでは桜の描写が変更になっている分強い意味を持ってきそうです。あとで桜自身も言ってますが、間桐の魔術は「吸収」をもって自分の力にする特性があるんですよね。
臓硯の状態については、言峰は時臣から聞き知っていた様子。えーと、あと過去において臓硯がマスターだったことはないんですね。第一次には発案者の一人として関わっていたはずなんですが、幸なのか不幸なのか。
それから、言峰的に士郎か凛に聖杯が渡るのが望ましいらしい。……一番苦しんでくれそうだということかな、それは。まぁ、聖杯はアレだし。
正直もらっても困るというか、これの為に7組命がけだったんですかみたいなそんな代物だし。
話が佳境に来たところで、へい麻婆2枚目&3枚目お待ち。士郎、泰山から退場。
幕間・間桐家地下修練場。
登場人物として慎二ともう一人、それからライダー。
……今見てもわかりづらい場面だと思いますが、要は「何でもするから帰ってくれ」という桜の言質を取った慎二が偽臣の書を無理に作らせる、というシーンですね。蟲の習性についての説明がまるごと消えました。作らなければどうなるか、という脅し文句も少し変わりました。みんなばらしてやる、ではなく衛宮と戦うつもりか、という形になってます。
場面戻って商店街。
士郎はあれこれと考え込みつつ住宅街交差点までやってきますが、そこまで来てやっと、商店街から声を掛け続けてるイリヤに気づく始末。
恒例の公園でのおしゃべりも忘れてたお詫びにどうするか、という選択肢は「家に招く」でGOです。好感度も気になるけど、これが一番話の流れ的に綺麗な気がするから。これだと選択してすぐに、イリヤが切嗣に特別な関係があることが匂わされ、士郎もそれに気がついてるとでてくるんですよね。
もうひとつを選んでも先には進めるけど、そうすると次にイリヤの素性に関して気づいてると出て来るのはたしか、のちのちに買い物帰りにイリヤがローレライ歌ってくれるシーンだったような。それじゃイリヤに思い入れる理由が出てくるタイミングとしては遅すぎる気がする……のでセイバー説得。というか、小さな声で食い下がってみる。
「アインツベルンは聖杯の為なら約束など平気で破り捨てる」という一言に、イリヤ一人を一族の枠でくくるのはよくないといわれて思いなおすセイバーの姿に、アイリとの親交を思い出します。……考えてみると、アイリか誰か、アインツベルン一族で誠実な人柄の人物とセイバーが関わっていないとこのシーンはうまく動かないんですね。セイバーは第4次で「裏切られた」と思っている一人なわけですから。
このままじゃ令呪使われかねないしもういいやということで、セイバーは離れの客間に待避。ここでセイバーもイリヤと切嗣の関係に気づいていたと初めて出てきます。
イリヤを居間に上げて、緑茶でおもてなし。イリヤも正座できるんですね。というか、衛宮さんちに来る外人さんはなぜか正座が出来る…。
緑茶は苦味が苦手だったようですが、和菓子は好きな様子。まあこの間も江戸前屋のたいやき食べてたし。お茶がすんだら衛宮邸探検。hollowでは工房である土蔵を見たがって、アイリの魔方陣(セイバーお手製だったことがZero3巻で判明)を発見したりしましたが、HFでは「物置なんか見たくない」との仰せ。
うんまぁ、普通お客さんに物置は見せないですね。
それと、やっぱり広すぎるせいか数年間使ってなくて手入れの出来てない棟というか部屋が数ヶ所ある様子。
最初のうちははしゃいでいたイリヤですが、どこにも切嗣のいない屋敷を見るのは堪えたようで全部見終わったあとには涙。
そういえば専用立ち絵なんですね、これ。
もう日が暮れるから、と帰っていくイリヤを公園まで送り届けて衛宮邸に帰ってくると、今度は居間に桜。居間で畳に転がって、って寝てるというよりたおれたっぽい位置ですね。寝てたらしいけど。で、自分の部屋から毛布取ってきて(…客間からじゃないのか)掛けてあげようとしたところで一枚絵ー。
ある意味はらぺこ桜さん。
で、くらくら来てたところいいタイミングで元祖はらぺこ様登場。士郎、セイバーが見ほれるほどのアクションで飛びのいて机に着地(笑)
何このばかな子かわいい(笑)
「テーブルの上に乗るのはどうかと」といわれて、のそのそ降りるのがかわいいー!
桜はまたぱったりと寝てしまったので、セイバーを道場に誘って緊急待避。
鍛錬はいいけど、集中力がないのでぼろぼろです。指の骨が折れかかってるってどんなですか桜。桜が何に怒るって、士郎が怪我したとき・しそうなときが一番怒るのでこのときもセイバーに突っかかるのですが、士郎に集中力がなかったと聞くと「不確かな気持ちで道場に入るなんて先輩らしくない」と武道やってる子らしい心配の仕方。
取りあえずはお茶にして、今後の鍛錬の方針とかをセイバーと話していますが、不意に言葉を切るセイバー。視点の定まらない様子で息を乱している桜の様子に、士郎が慌てて声を掛けますが見てみると熱がある様子でもなくけろり。桜がいうには一日中眠くて、一瞬寝ただけだというのですが、桜お風呂で倒れたときもそんなこと言ってたけど。
桜を部屋に返したあとは巡回。交差点まで降りたところでセイバーがサーヴァントの気配を察知して海浜公園へ向かいます。偶然かどうか、最初に慎二とライダーを見つけたときと同じ道のりですね。水属性だけに海浜公園が相性いいんだろうかとちょっと思った。
えーと、海浜公園まで士郎の足で走って5分、交差点から東側と。
公園に着けば耐え難い腐臭と、臓硯と対峙する凛・アーチャー。うわぁ久しぶりだなぁアーチャー。斬られて以来じゃないですか?なんか足元に蟲がたかりまくってますが。
「新手を用意しておくとは遠坂の娘にしては頭が回る」とか言ってるあたり、どうやら臓硯にも「遠坂=うっかり」の公式は染み付いてる様子です。 orz
臓硯vs主従2組の様相になったので、キャスター実体化。
……あれ?でもキャスターの魂と先生の遺体を飲んだのは影で、臓硯じゃなくて……あれ??
臓硯、このあと影を見てすごくおびえるんですが。
とりあえずそれは置いておいて、今いるキャスターは、亡骸を操られているだけのものだとセイバーが看破。それに応じて臓硯がセイバーも同じように操り人形にしてやろうと挑発。セイバーとアーチャーが同時に攻撃にかかり、セイバーがキャスターを、アーチャーが臓硯を一撃。テケテケ状態で逃げていこうとする臓硯に止めを刺そうとしたところでとうとう影登場です。
公園の入り口にたたずむ影。
大火災のときと重なる、士郎の既視感。
驚懼して悲鳴を上げながら逃げ去っていく臓硯。
やがてゆらりと動いた影の切っ先に反応したのは士郎とアーチャーだけ。切っ先の向いた凛自身はそれに気づいておらず、アーチャーも遠くて間に合わない、という状況で思わず凛を突き飛ばし、士郎が襲ってきた影に飲まれることに。
たたずむ影の一枚絵に、ぶわりとひろがる触手(というかひらひら)のパターンが増えました。
悪感と、火災と、聖杯のイメージ。
テキストからはウサギの生肉のイメージがばっさり削除。……ぐろっちいからね。
士郎が意識を取り戻すと、ぱしぱし頬を叩きながら声を掛けている凛。
意識確認オッケーです。影は南西からやってきて、士郎が影(この場合、本当に足元に落ちている影のこと。グラフィック上はクラゲのひらひらがのびたイメージなのでイラストもそっちを優先しました)の上に立った途端消えてしまったとのこと。士郎の感覚では随分長い間に感じていたようですが、実際はやっとセイバーが駆けつけてきたところです。
が、セイバーは凛と同盟を組んだつもりはないので、敵扱いで士郎を引き剥がす格好に。うーん、前2ルートで仲のよい二人を気に入っていた身としては、初プレイ時なかなかショッキングなシーンでした。HFではとうとう親しくならないままになっちゃうし。
昼間のうちに同盟組んだことを話していなかった士郎、朦朧としつつも何とか休戦中だということをセイバーに伝えますがもう息も絶え絶えです。でもこの程度で済んだのは、アーチャー曰く士郎が実体を持った存在であるせいと、影の本体に触れたわけではなかったかららしいです。守護者になるとこういうわけのわからないものにしょっちゅう遭うらしいですよ。ものすごいうんざりっぷり。アーチャー、ご苦労様です。
とはいえ、取り返しのつかない犠牲はまだそう多く出ていないのでいつものお仕事よりはちょっとマシらしい。
帰ってからは、士郎の状態に怒る桜とのやり取りと、幕間の悲運のOLさん。
ああなんだか余り巻けてないなぁ。でも書くこといっぱいあるんです。