これが修練場。
こんなものが修練場。
ここで行われる魔術の継承は、学習ではなく拷問だった。
間桐邸の暗部が次々と出てきます。
新都で臓硯の体になっちゃうOLさん。目にした凛が、怒りのあまりに吐き気を催した間桐邸地下修練場。
……間桐家衰退の元凶は、土が合わないとかそういう問題より先に、絶対臓硯にあると思うんですorz
蟲関連、微妙に表現規制
公園で影に襲われたあと、朦朧とした状態でセイバーに抱えられて帰ってきた士郎、居間まで来たところで眠っていたはずの桜とエンカウント。士郎の尋常でない様子に怒り心頭の桜、セイバーを冷たく見下すような表情を見せます。
口を出せることじゃないから何も言わなかったけれど、ただでさえ士郎はセイバーが来てから辛そうなのに、怪我までさせて帰ってくるとは何事かと。
……fate・UBWでセイバーに馴染みのあるプレイヤーからするときっついこと言ってるなという感がありますが、家族同然として付き合いの長い人間としては至極真っ当なこといってますね。大事な人間が急に夜歩きするようになって、怪我して帰ってきたら普通怒ります。桜はその内情を知ってもいるので、このあとすごく反省……というか自罰的になってしまうんですが。
士郎がようやく自室に落ち着いたところで幕間。新都駅前~中央公園。
帰宅のOLさん、不安感に襲われて逃げ惑った挙句に公園でむしゃむしゃ。…OLさんの声は誰だろう。割と蓮っ葉な調子のしゃべり方です。
蟲の入り始めの描写が軒並みなくなりました。あと、OLさんのてんぱった断末魔(最後のほう声あり)が一部削除。……グロッちい描写はあちこち減ってはいるのですが、意外なくらい原形をとどめていますよ、テキスト。
えーと、あと断末魔とかイッちゃってる声についてはいまだ士郎と慎二を超える人はいませんです。あの二人のインパクトが強すぎてOLさんが意外と余裕ありげに聞こえました…。
五分でご馳走様されたOLさんのお肉から、臓硯再構築。それを見守るハサンと臓硯のやりとり。肉体をまるごと取り替え続けても、魂が腐っているから取り替えた端から腐るとかこの辺はPCまんまです。
人として扱われなかったもの同士として共に永遠を求めよう、と忠誠を誓うハサン。
8日目朝。
士郎の体調、回復。なんだか倒れては回復してを繰り返してるなぁ。
十年前の光景を思い出しただけで前後不覚になるなんて修行不足だ、とか士郎理論がまた出てきますが、うんそれ修行不足とかそういう問題じゃないから。普通にお医者に行ってください。ていうか被災者フォローをしっかりして、冬木市行政。孤児たちがまとめてどこかに行っちゃっても感知してないし、何やってんだろ。
7時なので、士郎にしてはゆっくりした朝です。
台所に行ってみると、士郎とセイバーの朝食を作り終えて一人で先に学校に行こうとしている桜。昨日は朝練がなかったら毎日一緒に登校していいですかって嬉しそうだったのにね。
昨夜士郎が落ちてから、言い過ぎたとセイバーのところに謝りに行ったらしいのですが、逆に謝り返されて行き場がなくなったので自主的に自分に罰を、ということで冬の弓道場の雑巾掛けをしに行くそうです。
……間桐邸で気を許せる相手がいなかったせいか、自分が悪いと思ったら人に何を言われても納得しない子のようです。もちょっと肩の力抜いてけー。
どうしても、ということで先に出かけていった桜を送り出したあとは、セイバーと朝食。昨夜のことを聞いてみますが、セイバーとしては桜が言ったことのほうがもっともだと思っているので、気に病まれて逆に困っている様子。ニュースでは、昨日凛が目を向けていた地域での集団昏睡事件の報道。被害者およそ30人。キャスターのように策略でこっそり魔力集めているわけではない分、食べ方が荒っぽいらしいです。セイバーに話をふってみると、あの影の相手は困難なのでやりたくないけど、士郎一人でほっとくとまた勝手に飛び出してダメージ食らうに決まってるので付き合いますというお返事。
幸運値A・未来予知付きのセイバーさんが本気で、なんだアレ不吉すぎ、関わっちゃいけない代物っぽいと感知しまくっている様子です。
学校についてみるとやっぱり欠席者多数。
1時限目は現社の授業で、葛木先生いないので自習です。藤ねえがプリント持って来ました。英語教師なのに。
で、ちょちょいと士郎を呼び出して「士郎、元気?」ときました。昔ッから、よくない感じがするときは士郎が車に轢かれたり、橋から落ちたりしたから不安になったと。さすが冬木の虎は勘がいい…って。
………いや、今ものすごく何でもないことのように3行で、約束された幸運値E人生を語りませんでしたか、この人。士郎もそれで「全然普通じゃん」とか言うし。そんな災厄続きの人生が普通なわけありません。
小学生時代に大火災被災で両親失って、そのあと車に轢かれて橋から落ちて?今回聖杯戦争に巻き込まれて、あとイギリスあたりでもう一回落ちる予定があるんですけど。
士郎事故遭いすぎ。あと、見事生き残りすぎ。
九死に一生人生でTV出演してくるがいいよ。
とにかく、さすが姉の勘というべきか虎の勘恐るべしというべきか、士郎だけが取り残されるような不吉な夢を見たとかで寝不足の藤ねえ。
心配だけど、残業続きになりそうだからしばらく衛宮邸には行けそうにない、とのこと。淋しそうです。
hollowでは士郎の英語の成績は平均だといわれてましたが、現社もあんまり成績よくないらしい……。
昼休みは凛と屋上に行って休戦条約続行の確認。
当面はあの影の排除に集中するということで、士郎が巡回、凛が間桐邸の調査をするということで方針決定。桜が衛宮邸に保護されているのを確認して、凛がほっとしたような笑顔を浮かべます。
でも引き上げ際に、士郎と桜の仲をつつくのも忘れないのが遠坂さん。趣味は士郎いじり。
放課後は桜と一緒に買い物がてら下校。公園に顔を出してみるも、イリヤの姿はなし。…なぜか校門を出るときから夕暮れなんですけど、昨日泰山に行ったときにはまだ日暮れじゃなかったんだけどな。まあいいか。
幕間、間桐邸。
凛とアーチャーで間桐邸探索。遠坂と間桐の不可侵条約と、関わりを持つなということならそれは11年前に破られている、という一文があります。破るのならもっと早くにすればよかった、とも。
ぐるっと歩いただけで構造の矛盾を把握して、2階に隠し部屋があることを看破するアーチャーを「弓兵らしくない」という凛。……プロローグで固有結界にコメントしたときもそんなこと言ってたね。気づくのにつっこまないところがうっかり遠坂。アーチャーは弓使いとしてだけでなく色々変なところに特化してるからなー…。主人公的に。
で、見つけた隠し通路から地下へ。間桐さんちの地下は、修練場兼死体置き場兼蟲の苗床なので腐臭がすごいらしい。こう、2階までむぁっと。死体置き場というか、間桐で亡くなった人=蟲のご飯&巣になっちゃうのですね。UBWで慎二の母親も探せばいる、といっていたのはこういうことらしいです。
地下へ降りて、その有り様に怒り心頭の凛。戻しさえした様子。
学習らしい学習もさせられずに、ただ蟲の慰み者になるという間桐の後継者の境遇と自分の境遇との違いに愕然です。
……一流のアスリートの鍛錬にかける苦労と、何か覚えるまで教育も何もなくひたすらになぶられ続ける辛苦とじゃ、そも比較対象になりませんがな。
たちが悪いのが、これが代々続いている「臓硯の嗜好」だという点。
―――臓硯、ユスティーツァにツッコまれるまでもなく本懐忘れすぎ。自分の家系つぶしてどうする。
2階に戻った凛、食堂に来たところで隠し通路に潜んでいた慎二に声を掛けて、怒りのままにいじるいじる。魔術師の家系の嫡男として生まれながら、魔術回路を持たなかった慎二。例え聖杯の力で回路を得ても、才能がないから魔術師にはなれないだろうと罵倒するくだりで、士郎の名前を出して比較。士郎には才能はないけど素質があるというのですね。…あんまり言わない言い方ですね、奈須語は難しい。
ちなみに、凛のいう「魔術師の素質」は
・自分以外の為に先を目指すもの
・自己よりも他者を省みるもの
・誰よりも自分を嫌いなもの
の3つ。
口を出せることじゃないから何も言わなかったけれど、ただでさえ士郎はセイバーが来てから辛そうなのに、怪我までさせて帰ってくるとは何事かと。
……fate・UBWでセイバーに馴染みのあるプレイヤーからするときっついこと言ってるなという感がありますが、家族同然として付き合いの長い人間としては至極真っ当なこといってますね。大事な人間が急に夜歩きするようになって、怪我して帰ってきたら普通怒ります。桜はその内情を知ってもいるので、このあとすごく反省……というか自罰的になってしまうんですが。
士郎がようやく自室に落ち着いたところで幕間。新都駅前~中央公園。
帰宅のOLさん、不安感に襲われて逃げ惑った挙句に公園でむしゃむしゃ。…OLさんの声は誰だろう。割と蓮っ葉な調子のしゃべり方です。
蟲の入り始めの描写が軒並みなくなりました。あと、OLさんのてんぱった断末魔(最後のほう声あり)が一部削除。……グロッちい描写はあちこち減ってはいるのですが、意外なくらい原形をとどめていますよ、テキスト。
えーと、あと断末魔とかイッちゃってる声についてはいまだ士郎と慎二を超える人はいませんです。あの二人のインパクトが強すぎてOLさんが意外と余裕ありげに聞こえました…。
五分でご馳走様されたOLさんのお肉から、臓硯再構築。それを見守るハサンと臓硯のやりとり。肉体をまるごと取り替え続けても、魂が腐っているから取り替えた端から腐るとかこの辺はPCまんまです。
人として扱われなかったもの同士として共に永遠を求めよう、と忠誠を誓うハサン。
8日目朝。
士郎の体調、回復。なんだか倒れては回復してを繰り返してるなぁ。
十年前の光景を思い出しただけで前後不覚になるなんて修行不足だ、とか士郎理論がまた出てきますが、うんそれ修行不足とかそういう問題じゃないから。普通にお医者に行ってください。ていうか被災者フォローをしっかりして、冬木市行政。孤児たちがまとめてどこかに行っちゃっても感知してないし、何やってんだろ。
7時なので、士郎にしてはゆっくりした朝です。
台所に行ってみると、士郎とセイバーの朝食を作り終えて一人で先に学校に行こうとしている桜。昨日は朝練がなかったら毎日一緒に登校していいですかって嬉しそうだったのにね。
昨夜士郎が落ちてから、言い過ぎたとセイバーのところに謝りに行ったらしいのですが、逆に謝り返されて行き場がなくなったので自主的に自分に罰を、ということで冬の弓道場の雑巾掛けをしに行くそうです。
……間桐邸で気を許せる相手がいなかったせいか、自分が悪いと思ったら人に何を言われても納得しない子のようです。もちょっと肩の力抜いてけー。
どうしても、ということで先に出かけていった桜を送り出したあとは、セイバーと朝食。昨夜のことを聞いてみますが、セイバーとしては桜が言ったことのほうがもっともだと思っているので、気に病まれて逆に困っている様子。ニュースでは、昨日凛が目を向けていた地域での集団昏睡事件の報道。被害者およそ30人。キャスターのように策略でこっそり魔力集めているわけではない分、食べ方が荒っぽいらしいです。セイバーに話をふってみると、あの影の相手は困難なのでやりたくないけど、士郎一人でほっとくとまた勝手に飛び出してダメージ食らうに決まってるので付き合いますというお返事。
幸運値A・未来予知付きのセイバーさんが本気で、なんだアレ不吉すぎ、関わっちゃいけない代物っぽいと感知しまくっている様子です。
学校についてみるとやっぱり欠席者多数。
1時限目は現社の授業で、葛木先生いないので自習です。藤ねえがプリント持って来ました。英語教師なのに。
で、ちょちょいと士郎を呼び出して「士郎、元気?」ときました。昔ッから、よくない感じがするときは士郎が車に轢かれたり、橋から落ちたりしたから不安になったと。さすが冬木の虎は勘がいい…って。
………いや、今ものすごく何でもないことのように3行で、約束された幸運値E人生を語りませんでしたか、この人。士郎もそれで「全然普通じゃん」とか言うし。そんな災厄続きの人生が普通なわけありません。
小学生時代に大火災被災で両親失って、そのあと車に轢かれて橋から落ちて?今回聖杯戦争に巻き込まれて、あとイギリスあたりでもう一回落ちる予定があるんですけど。
士郎事故遭いすぎ。あと、見事生き残りすぎ。
九死に一生人生でTV出演してくるがいいよ。
とにかく、さすが姉の勘というべきか虎の勘恐るべしというべきか、士郎だけが取り残されるような不吉な夢を見たとかで寝不足の藤ねえ。
心配だけど、残業続きになりそうだからしばらく衛宮邸には行けそうにない、とのこと。淋しそうです。
hollowでは士郎の英語の成績は平均だといわれてましたが、現社もあんまり成績よくないらしい……。
昼休みは凛と屋上に行って休戦条約続行の確認。
当面はあの影の排除に集中するということで、士郎が巡回、凛が間桐邸の調査をするということで方針決定。桜が衛宮邸に保護されているのを確認して、凛がほっとしたような笑顔を浮かべます。
でも引き上げ際に、士郎と桜の仲をつつくのも忘れないのが遠坂さん。趣味は士郎いじり。
放課後は桜と一緒に買い物がてら下校。公園に顔を出してみるも、イリヤの姿はなし。…なぜか校門を出るときから夕暮れなんですけど、昨日泰山に行ったときにはまだ日暮れじゃなかったんだけどな。まあいいか。
幕間、間桐邸。
凛とアーチャーで間桐邸探索。遠坂と間桐の不可侵条約と、関わりを持つなということならそれは11年前に破られている、という一文があります。破るのならもっと早くにすればよかった、とも。
ぐるっと歩いただけで構造の矛盾を把握して、2階に隠し部屋があることを看破するアーチャーを「弓兵らしくない」という凛。……プロローグで固有結界にコメントしたときもそんなこと言ってたね。気づくのにつっこまないところがうっかり遠坂。アーチャーは弓使いとしてだけでなく色々変なところに特化してるからなー…。主人公的に。
で、見つけた隠し通路から地下へ。間桐さんちの地下は、修練場兼死体置き場兼蟲の苗床なので腐臭がすごいらしい。こう、2階までむぁっと。死体置き場というか、間桐で亡くなった人=蟲のご飯&巣になっちゃうのですね。UBWで慎二の母親も探せばいる、といっていたのはこういうことらしいです。
地下へ降りて、その有り様に怒り心頭の凛。戻しさえした様子。
学習らしい学習もさせられずに、ただ蟲の慰み者になるという間桐の後継者の境遇と自分の境遇との違いに愕然です。
……一流のアスリートの鍛錬にかける苦労と、何か覚えるまで教育も何もなくひたすらになぶられ続ける辛苦とじゃ、そも比較対象になりませんがな。
たちが悪いのが、これが代々続いている「臓硯の嗜好」だという点。
―――臓硯、ユスティーツァにツッコまれるまでもなく本懐忘れすぎ。自分の家系つぶしてどうする。
2階に戻った凛、食堂に来たところで隠し通路に潜んでいた慎二に声を掛けて、怒りのままにいじるいじる。魔術師の家系の嫡男として生まれながら、魔術回路を持たなかった慎二。例え聖杯の力で回路を得ても、才能がないから魔術師にはなれないだろうと罵倒するくだりで、士郎の名前を出して比較。士郎には才能はないけど素質があるというのですね。…あんまり言わない言い方ですね、奈須語は難しい。
ちなみに、凛のいう「魔術師の素質」は
・自分以外の為に先を目指すもの
・自己よりも他者を省みるもの
・誰よりも自分を嫌いなもの
の3つ。
HFでも慎二の地雷を思いっきり踏みぬくのは凛でした。見くびってる分、遠慮なく容赦なくくまなく踏んでいくんですよ…orz
凛は窮鼠猫を噛むって言葉を覚えた方がいい。
どこまでも蔑まれて、慎二は士郎への殺意を新たにします。いやもう、設定にある割に親友描写全然ないなぁもう。