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RN/HF8日目 柳洞寺まで

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8日目夕方から夜の柳洞寺の戦いまで。
この日一番の大きな出来事といえばセイバー脱落と、初めて士郎を守って戦うライダーですね。
帰宅してからの桜の言葉からは、表2ヒロインと違って聖杯戦争の進行と勝ち負け自体は桜の眼中にないことが伺えます。桜にとっては聖杯戦争の顛末がどうなろうとも2週間を何とかやり過ごしさえすれば御の字、という代物だったんでしょうが、士郎の方が後に退けなくなってるところに暗雲。

セイバーさん単独行動は自滅フラグ


夕方、家に帰ってからは夕食係を決めるためにじゃんけんする、という微笑ましい一幕。普通は負けた方が当番、だと思うのですがこの人たちの場合は勝ったほうが夕食作る権利を得ます。……君ら主婦適性高すぎです。
ちなみに、士郎はじゃんけんだと初手はグーを出す癖があるそうですが、haの後日談でだした手もグーでしたね。じゃんけん死ねぇ。
日常を過ごす家庭的な桜の図、を眺めつつ士郎は臓硯から桜を守らねばという思いを新たにします。

10時を過ぎた頃、夜の巡回へ。
巡回といいつつ、手がかりを求めて怪しいところへ向かうわけですから実質出陣です。柳洞寺か公園かの2択はどっちを選んでもいいところですが、最後ですしこんな所でまで抜けたマスターッぷりを曝すのもかわいそうなのでストレートに寺を選んでおきます。
出際に桜の気質を気にして話を持ちかけてくるセイバー、曰く「桜は自分を責めすぎる。過ちを正すことより悔いることを強要している」とのこと。
……後ろ向きっ子だからね。
ルート分岐したあたりの教室のシーンで桜には親しい友達がいないらしいという描写もありましたが、桜にとって誰かに好かれるということは「いつか自分の汚さに気づいて嫌われるに違いない」という恐怖を伴うのかもしれないと思いました。自責に関しては割りと同類なセイバーさんには色々思うところがあるようです。気にかけるようにする、という士郎の言葉に微笑み返してセイバー最後の出陣。

柳洞寺は昏倒事件で通報された後なので、立ち入り禁止の柵が設けられていますが乗り越えて境内へ。士郎曰く、「熟れた果物の匂い」がするとのこと。ライダーの鮮血神殿は「蜜のにおい」に例えてましたっけ。
異常の見つからない本堂を出て柳洞池に向かおうとしたところでアサシン来襲。マスターを叩かれることを警戒したセイバーによって、士郎は本堂に監禁です。が、士郎を突き放してのセイバーの単独行動といえば恒例のBAD ENDフラグ。驚策を強化して扉を叩ききろうとする士郎の前に臓硯登場です。

幕間、セイバーvsアサシン。
距離をとりつつの投擲はランサー戦でも見せたアサシンの基本スタイルですね。40ほど投げたあたりでダーク弾切れ。弾数でシエル先輩に負けてるよハサン。弾切れで足を止めたアサシンを、それでも危険と直感してやはり足を止めたセイバーに、戦況を語り始めるハサン。レアルタでは声がついてるので特別そうとも感じないのですが、ハサンの声音は澄んでいてランサーに似ているという設定でしたね。……セイバーの心臓を取り込むことに成功してたら、鈴を転がすような声になっていたんだろうか。それはちょっといやだ。セイバー抵抗ありがとう。
アサシンがセイバーに追われるままにここまで来たのはマスターから引き離すための誘導だったと明かされて焦るセイバー、お寺の廊下でエクスカリバーを開放―――します、したはずです、だがしかしみたいなそんなテキスト。
えーと、撃ったんですけど風攻撃だったんで風除けの呪いで無効化出来ちゃいましたよラッキー、ということらしいです。
それはつまり、撃ったのはエクスカリバーじゃなくて風王結界の攻撃版でしたということですかね。この局面、ちょっとわかりづらい。
あと、伏字になっていたアサシンの風除けの呪いが「神は偉大なり!」になりました。この一言で十分どこの宗教かバレまくりですが、現地発音じゃないせいか大丈夫だった模様。風除けが効いたため、セイバーの注意をそぐためにダーク一投。一瞬気を取られたセイバーを影がキャッチです。ランサーのときもそうですが、アサシンはこの英霊食いの影(アサシンは真夜“アルヤル”と呼んでますが)を常に計算に入れて動いてるのですね。
影に足を囚われた段階で足の感覚はないものの、渾身の力でなら脱出は可能。ただ、アサシンが「セイバーをただ影に飲ませるのは惜しい」ということで心臓狙いでザパーニヤーしてくるので渾身というわけにはいきません。影に囚われたセイバーの一枚絵に、腰まで黒く呑まれたパターンが追加です。
呪腕をたたっきる代りに脱出の機と力を失ってセイバー脱落。

本堂に戻って、臓硯と対峙する士郎。
OLさん食いのシーンでは臓硯の立ち絵は出ませんでしたが、ここでアーチャーに斬られた半身を完全に復元してるのが確かになってますね。
どうするかの3択でどれが正解だったのかすっかり忘れていまして、

一回DEADりました。
士郎食べられた。orz

女子に食われるのはともかく、虫に食われても楽しくないのでロード。
セイバーを待つことにして、1分のち令呪消失。
セイバーは死んだと告げる臓硯に突っ込むも、戻ってきたハサンに壁に叩きつけられて士郎一時的に戦闘不能です。息が出来ないのと頭回らないの両方。
数あるBADエンドでもよくある局面ですが、女子死亡で思考回路が停止するんですよね士郎。じゃあセイバーがいなくなったところでじっくり殺っちゃっていいよという下知に、ライダー登場。士郎を守るように短剣を払ったライダーを、逆らうなら殺せということでハサンvsライダーです。

ライダーは慎二がマスターだと進化が発揮できない、という設定があるのですがこのときのライダーは真ライダー。アサシンの猛攻を全部避けきります。
この辺、ハサンのセリフがカタカナ言葉に戻ってますね。セイバーに腕を斬られたところから。肩にライダーの釘剣を打ち込まれたハサン、お堂中に叩きつけられたのち遠心力でぽーい。全身骨折の果てにお堂どころか、境内さえ越えて山門から転がり落ちる有様に、思わず上がる士郎の声も同情じみています。
あわれ。
臓硯もこれで蟲と一緒に撤退。
残ったライダーに慎二のサーヴァントなのに何故自分を助けたのかと問いかけると「あなたを死なせてはいけないと命じられています」とのこと。
……先の展開を知らなければ、ここで慎二も士郎に思い入れがあるのかと思えたセリフだったのですが、あいにく初プレイ時は既に真相を知っていました。惜しいことした。

セイバーの痕跡を求めて廊下に出て、ヤスリをかけたようなぼろぼろの廊下と血痕発見。士郎の令呪も完全に消えます。
えーと、サーヴァントが消えても令呪は消えないけど、マスターの資格を失うと令呪は消える、と……。
―――マスターの資格を失うのはなんで?
サーヴァント失ってもはぐれを拾えばマスター復帰できるんですよね。何で士郎はここでマスターでなくなったんでしょう。もしかしたら言峰がなんかいってたかもしれないけど覚えてないや。
とにかく、この時点で士郎は聖杯戦争から敗退した格好になるわけですね。本人は抜ける気全然ないけど。
一人歩きは危ないから送るというライダーに、敵同士だからそこまで世話になれないと辞退。お礼だけ言うとライダーだけ先に帰っていきます。ちゃんと山門から出て行くよ…結界のせいでしょうか。

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