記事一覧

RN/UBW12日目 教会地下・契約破りまで

アーチャー離反。UBWのキャス子さんは頑張りました。
イラスト 45.png
12日目は教会進入前とあとの外人墓地、契約破り、おかわりと見所が多くてたまりません。たまらないのでわけますよ。
UBWでは戦況は主に教会地下で変化する

朝。まずは腹ごしらえと朝食とる士郎ですが、怪我した直後くらいの凛の見立ては「3日位すれば食事くらいは出来るようになる」なんですが。…毎度毎度ですがこのうちの人たちは食欲旺盛すぎます。いいことだけど。
簡単に傷の処置だけして、木刀持って外へ。さすがに自分がぎりぎりいっぱいだという自覚はあるらしく、あとで帰ってきたときにも言ってますがもう戻ってはこれないだろうなと思ってた様子。

取りあえずは凛を探しにもう一度新都へ。
「危なっかしくってほっておけない」って、うん、向こうもそう思ってるけどね(笑)昼に中央公園で休憩した際に、士郎が「新都にいる」と直感してるのは凛ではなくアーチャーのほうだと言う示唆あり。

幕間・夜7時の外人墓地。不眠不休で駆け回った結果、立ち寝の凛。守護者の夢。
奈須世界における「抑止力」と「英雄」関連の設定はらっきょ"矛盾螺旋"にもありますね。上巻のラストあたり。というか、らっきょのの書き方の方が詳しいかも。
ただ、英霊システムはFateにしかない上に、場面場面での説明が色々と食い違うので詳細を考えるとめんどくさいことになる…。とりあえずUBWでは、アーチャーが捻くれたのは死後で、裏切られて処刑されたときまでは別に誰も恨んでいませんでしたということだけ頭に入れておけばOKですね。
他のいろいろは追及しない方向で。

ここでアーチャーが凛に外套を掛けるというシーンがありますが、初めてこのシーンを見たときは「……どっちを?」とそれが気になって仕方ありませんでしたよ。アーチャーといえば「赤い外套(聖骸布)」なのですが、腕に着てるのはどう見ても袖。(武士が弓弦の邪魔にならないように小袖の袖をつっこんでた装束が元だと思うんですが名前忘れましたよ)おまけに掛けても暖かくなさそうだったり。外套と呼べる形で、掛けて暖かそうなのといえば腰に巻いてる方のなのですが……。それをはずしたアーチャーってとても絵にならないようなというか、今まで腰に巻いてたの貸してもらっても微妙に嬉しくないというか。まぁどうでもよいとこですが。
Fateには人物の衣装デザインが決まる前にテキストが出来てて、あとですりあわせをしなかったっぽい部分がわりとありますよねとか、ぼそりと。

見た夢のことを黙っている凛、後悔するかしないかのやり取りとその最後の「私の最期はとうの昔に終わっている」というセリフは好きなところです。アーチャーはプロローグの時点で既に「亡霊」という表現を当てられていて、それが本編でも一番強調されているサーヴァントですね。
…個人的には、この会話の最後のほうのアーチャーの声はもちょっと殺伐感がほしかったです。

新都駅前ではそろそろ傷が悪化してきている士郎。
……士郎の場合、ばててどうするかといえば完全に落ちる前に何とかしようという無茶なことになるわけですが。とにかく20分かけて教会に向かって、広場で同調の頭痛が起きて、探索して地下室発見。fateではさらにその奥の惨状の描写があったので嫌ーな記憶がかぶるのですが、UBWでは奥の部屋の出番はないので一安心。
レアルタでは階段から地下聖堂を見下ろす、という背景が増えてます。fateでもちらりと出てきましたが、UBWでは士郎が階段上で様子を伺うのでこの背景のまま話が進行。
「神父殺し」がNGだったり「気が狂う」がNGだったりで細かいところでセリフ変更はあります。…ちなみに、「気が違う」はセーフらしいですよ。なんでさ。
ここでの凛の作戦は、士郎といっしょに立てた作戦と大差なかったらしい感じですね。前衛は前衛、後衛は後衛とでガチンコ。

そうはうまくいかないだろうとアーチャーがそれを止めて、キャスターの真名を示唆。メディアの伝承はどっちかというと弟殺しより子殺しのほうが有名だと思うんですけど、Fateではそっちの話はさすがに出てこないですね。

柳洞寺の件があるので士郎だけがアーチャーの思惑に気づきますが、戦況が変わるからということよりもアーチャーが凛を裏切るのが嫌だった、というのが二重三重に意味あるところで、好きだったりします。初めてこのシーンに来たときはホントにびっくりしたけど。
で、こんな状況でも士郎に嫌味は忘れないアーチャー。いや、そういう伏兵をばらしかねないような真似はやめときなさいって。

アーチャーの背を見つめる凛の描写は、PCでは専用立ち絵がありそうなテキストになっていましたが、レアルタでは立ち絵が増えるのではなくて「俺の知らない顔で」というテキストのほうが削られています。