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RN/UBW14日目 拉致まで

14日目地下聖堂は盛りだくさん。
「投影、開始」にキャスター最期、セイバー再契約、UBW展開、士郎とアーチャーの投影の撃ちあいと、凛・士郎に続いてセイバーも知るアーチャーの正体。
Fateは元々絵に起こしたくなるシーンが多いんですが、1シーンでの凝縮度はここが最多です。楽しー。
……描ける力量があるかどうかはまた別の話。 orz
葛木夫妻も好きですよ

凛の拳強化後、キャスターの魔術を相殺して格闘戦。
イラスト 57.pngPCの時点で、立ち絵を動かすのと一枚絵の部分使いのコンボでかなり演出に力の入っていたシーンですが、レアルタでこれ以上の演出強化はなし。ひたすらキャスターに鉄拳叩き込むものの、とどめの一撃を入れる前に葛木が駆けつけてしまってチャラ。
……描写が長い上にひたすら士郎視点で語られるので、士郎はぼけーっとなにをしてたんだろうみたいな印象になるのですが、一応凛とキャスターの格闘戦は数秒間ということになってる上、士郎はその直前に吹っ飛ばされたときに麻痺して動けなくなってるんで、葛木を止めには行けないんですよね。
うん、なんか損な子だなぁ。

ぼろぼろキャス子さんに、セイバーを起こせという葛木の指示。これでもうひっくり返せなくなる、という局面で遠くから聞こえてくるアーチャーの声。このセリフと「投影、開始」は音量かなり抑えられてます。ここの「投影、開始」はPC1周目でざわっときたところ。
しかし先生の頭上に剣投影して落っことすって……絵面を想像するとちょっとしまらないような気もするのですが、GOBもどきの一枚絵と効果音で一斉射撃的な表現になってるのでそんなに気になりませんね。
キャス子さん一世一代の見せ場。
……とてもキレイなシーンなのですが、はた迷惑な恋心でもありました(笑)キャス子さんは桜と近い気がします。ライダーより近いんじゃないかというくらい。Hollowでは尽くし系同士で仲良くしてたなー。

キャス子さんが消えた後、アーチャーが最初からキャスターの油断を狙っていたことが明らかになり、敗兵処理の選択肢。……葛木は凛の担任ですし、ここも好感度関係なんでしょうか。物語進行には影響ないですが、今回は士郎のキャラ的に止めてみる。止まんないけど。

葛木も倒れたところで、セイバー自由に。
息を切らせながら身を起こすセイバーの立ち絵が増えました。士郎を見るのと、顔色を変えるのとであわせて表情パターン3種。
キャスターが消えたので、この時点でセイバーもアーチャーもはぐれですね。特に令呪に逆らうのに自前分の魔力を使ってたセイバーは余力なし。アーチャーが士郎を狙うのに驚いて武装するも、現界ぎりぎりです。

葛木の次はセイバーに吹っ飛ばされて、またも身動きのままならない士郎orz
アーチャーの狙いの本命は凛の令呪を無効化することだと語られ、直後に凛が剣の檻に閉じ込められて身動きならない状況に。…いや、みんな忘れてるっぽいけど一応凛は飛び道具使いなのですが。混戦状況での援護はできない人なのでこれで十分といえばそうなんですけど…まあいいや。
ここいらで、またアーチャーの一人称に「オレ」が混ざり始め。地の出始めた声の演技はよい感じです。「オレはね、セイバー」のくだりはもうちょっと士郎寄りにするのかな、と思っていましたが、予想していたよりはアーチャー寄りのトーンでした。ここでアーチャーの正体にセイバーも気づきますが、そのまま戦闘に。
魔力切れで戦闘続行不可能なセイバーに剣を振り下ろそうとしたところで士郎復活、双剣投影。イラスト 58.jpg連続投影と頭痛でとっくにズタボロなんで、数合あわせただけで干莫砕けて気を失いかけ。まああれだ、snで士郎がズタボロなときは見せ場の前触れなんで、もうちょっと頑張れな感じです。

朦朧として動けない士郎が斬られかかったところで、今度は凛の出番。発売前から出てた、腕を差し出す凛の一枚絵はやっぱりここ。凛とセイバーとで再契約。気をとられながら振り下ろした剣は、必死の士郎に避けられて不発。さっきとは形勢逆転して再びセイバーvsアーチャー。あっという間にアーチャーが詰められますが、正体がわかってるのでセイバーとしては出来れば斬りたくないところ。説得に当たるも「間違ってるのは君のほうだ」言われて失敗。UBW詠唱開始です。

英語の詠唱と日本語のセリフが交互に入るので聞いてて何だか変な感じ。でも、まえよりセンテンスが長いのでどうやら発音が流暢らしいのはわかります。いや、だから余計に聴いてて変なんですが。
……音量かなぁ。詠唱の方の音量抑えるとかすればもうちょっと聴き易かったのかなぁ。でも聴かせどころなんだよなぁ……

ここらでセイバーの解放と因縁についてアーチャーの思わせぶりなセリフが入りますが「おそらくは次も、お前と関わるのは私なのだろうよ」は第5次でアルトリアを召喚するのは衛宮士郎以外ではありえないから、ということでいいんでしょうか。「今回」とか「この次」とかいう言い方をしてますが、続けて「今のオレの目的」「この世界はお前でも容赦せん」とも言ってるので、聖杯を得るまで何度でも召喚される契約のアルトリアに対して、平行世界を含めた話をしてると取りましたよ。アーチャー的には「自分の時にはセイバーは解放されなかった」→「だから今もこうして召喚されている」っていう感覚なんでしょう。…アーチャーのときの5次のセイバーと、士郎のセイバーは、士郎とアーチャーくらい違う存在だと思いますけど。えーと、アナザーセイバー?(なんか違う)

やっぱり左腕をあげて、UBW展開。
これは士郎もアーチャーも共通なんですが、GOBもどきするときもアイアス投影するときも左腕を差し出すのでこれは意味があるものと考えてよさげです。(一枚絵では構図の都合もあってか、この限りじゃないのでファン側で創作するときは容れても容れなくてもよさそうな設定ですが)
UBW一枚絵。これが士郎ver.と向きが対になってるのが好きだったりします。アーチャーは後ろ側から風を受けてるので髪が顔側に倒れて士郎に近い印象に、士郎は向かい風を受けるので額が見えてアーチャーに近い印象になるのがうまいなー、と。 
生前は魔術師だった、と語るアーチャーの一人称が頻繁に「私」と「オレ」が入り混じるのが好きです。

ここのセイバーのセリフ、「これが……あなたの世界だというのか、アーチャー」で唐突にfate序盤で士郎の部屋を見たときのセイバーのセリフを思い出したので引用。

「びっくりさせるような物がないというより、何もないではないですか。本当にここが貴方の部屋なのですか」
「良かった、寂しい部屋ですが無碍に扱われているわけではない。殺風景ですがここはここで暖かい場所なのですね」
「部屋は持ち主の心象ですから、シロウの心のあり方に不安を覚えましたが」 


―――ごめんセイバー、安心してもらったところでなんですが、フタ開けてみると心象風景これでした。殺風景きわまりありません。
引用部分はfateで部屋決めするシーンのものなのでUBWにはありませんが、UBWでも結局士郎の隣に部屋を移してるので似た様な感想抱いたんだろうなぁ。
ちなみに「部屋は持ち主の心象」ってのは月姫のときからの奈須さんの持論らしくて、読本PPにも書いてありますね。

閑話休題。
魔力残量少ないってアイアスした後から何度言ってるか忘れましたが、それでUBW展開した上で再度GOBもどき18本。
士郎を守ろうと前に立つセイバーのその脇へ駆け出して、それをさらに投影しかえした余波で固有結界崩壊。
……UBWで士郎が投影するものって、多くはアーチャーが投影したものをさらに投影してることになるんですが、一応相殺出来てますね。奈須さんの定義どおりだともう1ランク落っこちてそうなんですけど、まあいいか。ギル戦だって手にされるそばから打ち落としていくのは出来るわけだし。
えーと、あと士郎の投影って「あと何本」とか言う数え方をするわりに何回か双剣投影したりGOBもどきしたりするので、本数じゃなくて回数制限なんですね、多分。

今度こそ持ち弾がなくなったらしく、凛をとっ捕まえてアーチャー撤退準備。1周目のときは「ちょっと待てそこ、今頃になって人のもの持ってくのはやめてください」と思ったっけなぁ(笑)12日目からこっち、凛と士郎にほのぼのしてただけに余計に。
アーチャーが凛が交換条件になると思うのは、士郎ならば必ず凛を追ってくると知っているからですが、その辺を突き詰めると切ないあたりですね。
決闘の場所を廃墟になった城に指定して、2日間の猶予のあるアーチャーを見送り。
士郎とセイバーも撤退。

凛が拉致られたことで、広場で待機してたランサーがもうちょっと付き合ってくれることに。……ランサーアーチャーと凛が出てったの気づかなかったんだ…。どこから出てったんでしょうね、アーチャー。