「―――おまえはおまえの相棒のところに戻らないと」
決闘シーンはPCの時点で完成度高かったせいか、追加・変更要素はほとんどありません。階段を下りながらとくとくと語るアーチャーにアップの一枚絵がついたくらい。長い会話シーンですから、ボイスが付いたことによるテンポのダレの防止の意味もあるところなんでしょうが、特に動かしたりしない一枚絵の表情変化のみで間を持たすのは正直辛い感じです。個人的には黒背景でテキストだけのほうが好きかな。
PCでは気にならなかったところですが…。
ちなみにアーチャーが笑い出すシーンは、アップでなく背景だけを見せる感じに戻ります。
荒んだアーチャーの顔アップは4パターン
森を抜ける3人。城門を抜けるあたりの「彼女を悩ませているものはオレでありヤツだった」モノローグで「オレ」がカタカナ表示なのが気になります。士郎とアーチャーの一人称は漢字かカタカナかが割と意味があるので。
…いやまぁ、hollowの「残骸百景」だと混ぜこぜだったりするんですけどね。あれ多分、後半アンリ入ってるし。
ロビーに入ってアーチャーと遭遇。ペンダントの謎の種明かし。
凛を慎二に渡してきたと話すところの、例の問題発言は「今頃妙なことになっているかも知れんぞ」という言い方になりました。
………ちなみに、ランサーが駆けつけたときの凛の描写は「もう少し顔色が悪く、着衣が乱れていたら」とPCと変わりないので、アーチャーが何を言いたかったのかは大体想像が付くようになってます。いやそこは変更でなくて削って欲しかったなー(遠い目)
なかったことにしたかったです、私は。
凛の救出に向かうというランサーに、セイバーも着いてこいと促されますがセイバー居残り。凛は現マスターな上、仲良しさんですが話の都合上連れて行かれると困ります。アヴァロン効果なしだとさすがに士郎がDEAD ENDる。
……今思ったけど、ここでセイバーが行っていいかどうかを選択肢で選ばせてたらしまらないことになってたかも知れないですね。キャスター戦後は城で決闘して衛宮邸に帰るまで一本道なのでいいんですが。
アーチャーとセイバーの長い会話。好きなシーンです。
凛と同じように、セイバーにとってもやっぱりアーチャーには士郎としての思い入れがあるわけですね。
「違うよセイバー」とかの士郎口調とか、「あなたはシロウだ」とか大好き。
ただ、やっぱりボイスがつくと長いー… orz
結婚式のスピーチで、話の長い人に当たるとこんな感じになるよね的長さです。そりゃそうだ、黙読前提で作られるセリフと音読前提で作られるセリフはそもそも違うわけで。今までもたびたびもたつきはありましたが、私はここが一番辛かったです。音声オフにしといて要所要所だけ履歴で呼び出すのが幸せかも。
長い会話のほとんどを占めるアーチャーのアップは、少し憂いのある顔と、目を閉じて話すもの、悪役っぽい笑みを浮かべるものに「あなたなら犠牲になる一人を自分にしたのではありませんか」と問われたシーンで使われる微妙な表情のものの4種。
あえてこの他に一枚絵を所望するなら、アップの他にアーチャー手前で俯瞰の状態か、真横からの視点でセイバーと向き合うアーチャーの絵が欲しかった気もします。
アーチャーの声は、口調は士郎でもトーンはやさぐれたアーチャー。
士郎のいう「正義の味方」というのは「悪者をやっつけるヒーロー」という意味合いではなくて「犠牲者が出るのを防ぐ人、そのために戦う人」という意味合いなので、普通にレスキュー部隊でもやっててくれればどんなにか良かったと思うのですが、エミヤんは紛争地にすっ飛んで行っては色々やっていた様子。ダメだよ絶対キャラが泥沼紛争向きじゃないよ…。被災者救出とかやってた方が向いてるよ士郎。
ここで、結局数の理論に陥っていくアーチャーの描写は、「では、数ではなくて大切な人を優先するのならどうだったか」というHFへの導線になる仮定を含んでいると思うのですが、UBWがエンディング迎えるまでにどれほど引っ張れてるのかなぁ…。
必死にアーチャーの理想とアーチャーの道程を肯定しようとするセイバーの言葉に笑い出すアーチャー。
―――「狂ったように」「冷静に狂って」がやっぱひっかかっりましたよ orz
ええい、壊れてないUBWエミヤなんて、騎士じゃないセイバーみたいなものなのにー!
笑い声の演技自体は良いだけに惜しくてなりません。挿げ替えは
「狂ったように、笑い出した」
→「はじけるように、笑い出した」
「騎士は、あくまで冷静に狂っていた」
→「騎士は、あくまで冷静に見える」
うーん、ニュアンスがだいぶ変わっちゃってるとおもうんですが。
新規絵と細かい挿げ替え以外は変更なし。決闘突入です。
幕間、ランサーの凛探索。
凛を見つけて解放しようとしたところで言峰登場。この辺で、慎二が城に来る前に言峰と連絡を取っていたらしいこともちょっと匂わされてます。アーチャーと話した時点で、バーサーカーvsギルガメッシュの時点では知らなかったアーチャーの裏切りや、凛が城にいることなんかを把握してたのでランサー経由の情報を言峰に聞いたのかなと。
ついで4次で時臣を手にかけたのが言峰と判明。そのまま凛を聖杯にしようということでランサーに命じるも拒否。で、令呪発動。
―――ランサー、幸運値E。
慎二、修羅場っぷりに身動きできず。凛に矛先が向いてようやく反発して見せるものの、蛇ににらまれた蛙。
で、凛の心臓ゲットするというのでどさくさに紛れてむんずとどこを掴んでいるのでしょうか、この神父は。そこ心臓違う。(PCのときからツッコミたくて仕方なかったらしい)
というか、この辺てっきり改訂があるもんだとばっかり思っていたのですがしっかり鷲づかまれましたよ。なにすんねん。
言峰退場、ランサーもそんなには動けないということで調子付く慎二。……この辺も割りとPCまんまでびっくり。蜥蜴とか。レアルタになって無事ですんだのは頬だけでした……。
ここいらはランサーの見せ場ですね。慎二一時退場、凛を自由にした後崩れおちるランサー。
ここの凛とランサーのやり取りもすごく好きなシーンです。
お互いの相棒について語る一言とか、去り際とか。
サイマテ3のラフで脳内補完しつつ、それでもまた描いてみたり。
再度、大広間。
砕かれる双剣は葛木奇襲戦で素材が増えてたので、ここでも使われるのかなと思っていたんですがその手の追加、変更はなし。
同調の頭痛の負荷、ここに来て最大に。
凛を探して教会を訪れたときのも「体が二つに分かれそう」とか負荷の大きい感じだったんですが、初めてアーチャーの記憶を断片的に見る状況に。凛ほど筋道立ててみれてる感じではないですが。
アーチャーのほうはどんどん武器を変えてくるので士郎もそれに応じて同じものを投影したり、アーチャーの影響で動きがアーチャーに近くなっていったり。
負傷の描写とかはレートに見合う程度にあちこち書き直されてます。文脈に支障がなければいいんですが、「VS」では一箇所うまく直せてないところがでてきてしまいました。
―――失神しても水分は失いませんよとぼそっとつぶやいてみる。
一方的にぼろぼろにされながらの斬りあい、鬩ぎあいで「本当に正義の味方になりたいのか」という問い。
大事なシーンなんですが、この辺もややこしい。
要はアーチャーは、望みもないのに人真似をつづけるだけだと士郎を否定するわけですが、それってよっぽど極限での選択を迫られない限り、割とどうでもいい話じゃないかと思うんですが。最期まで守りたい対象が定まらなかったことが問題なんであって、本当は「憧れた」ということ自体に既に意味があるんだけどなぁ。出発点否定されても困る。
というかこの人の場合、わき目も降らず一本道過ぎるのが問題なんじゃないかと―――
いや、一途で一本気なのは士郎の長所ですけどね。
そうまでして目指したいんなら走ってけ。青春まっしぐら勝ち。
「エミヤ」がかかると士郎の勝ち。でもアーチャーだと負け(笑)
アーチャーが「正義の味方」を追求し始めたあたりでアーチャーの構えが崩れ、「エミヤ」がかかったあたりで士郎の構えも崩れて、最後のガチンコはもう根性勝負になってるのが好きですよ。
この辺、アーチャー視点と士郎視点が交互に混じるので、気をつけてないと混乱します…。
無防備になった左胸を守ろうと長剣を斬り返す。
間に合う。
彼ならば、それはたやすく間に合う行為だ。
「―――決して、間違いなんかじゃないんだから……!」は名台詞。
…いやまぁ、hollowの「残骸百景」だと混ぜこぜだったりするんですけどね。あれ多分、後半アンリ入ってるし。
ロビーに入ってアーチャーと遭遇。ペンダントの謎の種明かし。
凛を慎二に渡してきたと話すところの、例の問題発言は「今頃妙なことになっているかも知れんぞ」という言い方になりました。
………ちなみに、ランサーが駆けつけたときの凛の描写は「もう少し顔色が悪く、着衣が乱れていたら」とPCと変わりないので、アーチャーが何を言いたかったのかは大体想像が付くようになってます。いやそこは変更でなくて削って欲しかったなー(遠い目)
なかったことにしたかったです、私は。
凛の救出に向かうというランサーに、セイバーも着いてこいと促されますがセイバー居残り。凛は現マスターな上、仲良しさんですが話の都合上連れて行かれると困ります。アヴァロン効果なしだとさすがに士郎がDEAD ENDる。
……今思ったけど、ここでセイバーが行っていいかどうかを選択肢で選ばせてたらしまらないことになってたかも知れないですね。キャスター戦後は城で決闘して衛宮邸に帰るまで一本道なのでいいんですが。
アーチャーとセイバーの長い会話。好きなシーンです。
凛と同じように、セイバーにとってもやっぱりアーチャーには士郎としての思い入れがあるわけですね。
「違うよセイバー」とかの士郎口調とか、「あなたはシロウだ」とか大好き。
ただ、やっぱりボイスがつくと長いー… orz
結婚式のスピーチで、話の長い人に当たるとこんな感じになるよね的長さです。そりゃそうだ、黙読前提で作られるセリフと音読前提で作られるセリフはそもそも違うわけで。今までもたびたびもたつきはありましたが、私はここが一番辛かったです。音声オフにしといて要所要所だけ履歴で呼び出すのが幸せかも。
長い会話のほとんどを占めるアーチャーのアップは、少し憂いのある顔と、目を閉じて話すもの、悪役っぽい笑みを浮かべるものに「あなたなら犠牲になる一人を自分にしたのではありませんか」と問われたシーンで使われる微妙な表情のものの4種。
あえてこの他に一枚絵を所望するなら、アップの他にアーチャー手前で俯瞰の状態か、真横からの視点でセイバーと向き合うアーチャーの絵が欲しかった気もします。
アーチャーの声は、口調は士郎でもトーンはやさぐれたアーチャー。
士郎のいう「正義の味方」というのは「悪者をやっつけるヒーロー」という意味合いではなくて「犠牲者が出るのを防ぐ人、そのために戦う人」という意味合いなので、普通にレスキュー部隊でもやっててくれればどんなにか良かったと思うのですが、エミヤんは紛争地にすっ飛んで行っては色々やっていた様子。ダメだよ絶対キャラが泥沼紛争向きじゃないよ…。被災者救出とかやってた方が向いてるよ士郎。
ここで、結局数の理論に陥っていくアーチャーの描写は、「では、数ではなくて大切な人を優先するのならどうだったか」というHFへの導線になる仮定を含んでいると思うのですが、UBWがエンディング迎えるまでにどれほど引っ張れてるのかなぁ…。
必死にアーチャーの理想とアーチャーの道程を肯定しようとするセイバーの言葉に笑い出すアーチャー。
―――「狂ったように」「冷静に狂って」がやっぱひっかかっりましたよ orz
ええい、壊れてないUBWエミヤなんて、騎士じゃないセイバーみたいなものなのにー!
笑い声の演技自体は良いだけに惜しくてなりません。挿げ替えは
「狂ったように、笑い出した」
→「はじけるように、笑い出した」
「騎士は、あくまで冷静に狂っていた」
→「騎士は、あくまで冷静に見える」
うーん、ニュアンスがだいぶ変わっちゃってるとおもうんですが。
新規絵と細かい挿げ替え以外は変更なし。決闘突入です。
幕間、ランサーの凛探索。
凛を見つけて解放しようとしたところで言峰登場。この辺で、慎二が城に来る前に言峰と連絡を取っていたらしいこともちょっと匂わされてます。アーチャーと話した時点で、バーサーカーvsギルガメッシュの時点では知らなかったアーチャーの裏切りや、凛が城にいることなんかを把握してたのでランサー経由の情報を言峰に聞いたのかなと。
ついで4次で時臣を手にかけたのが言峰と判明。そのまま凛を聖杯にしようということでランサーに命じるも拒否。で、令呪発動。
―――ランサー、幸運値E。
慎二、修羅場っぷりに身動きできず。凛に矛先が向いてようやく反発して見せるものの、蛇ににらまれた蛙。
で、凛の心臓ゲットするというのでどさくさに紛れてむんずとどこを掴んでいるのでしょうか、この神父は。そこ心臓違う。(PCのときからツッコミたくて仕方なかったらしい)
というか、この辺てっきり改訂があるもんだとばっかり思っていたのですがしっかり鷲づかまれましたよ。なにすんねん。
言峰退場、ランサーもそんなには動けないということで調子付く慎二。……この辺も割りとPCまんまでびっくり。蜥蜴とか。レアルタになって無事ですんだのは頬だけでした……。
ここいらはランサーの見せ場ですね。慎二一時退場、凛を自由にした後崩れおちるランサー。
ここの凛とランサーのやり取りもすごく好きなシーンです。
お互いの相棒について語る一言とか、去り際とか。
サイマテ3のラフで脳内補完しつつ、それでもまた描いてみたり。
再度、大広間。
砕かれる双剣は葛木奇襲戦で素材が増えてたので、ここでも使われるのかなと思っていたんですがその手の追加、変更はなし。
同調の頭痛の負荷、ここに来て最大に。
凛を探して教会を訪れたときのも「体が二つに分かれそう」とか負荷の大きい感じだったんですが、初めてアーチャーの記憶を断片的に見る状況に。凛ほど筋道立ててみれてる感じではないですが。
アーチャーのほうはどんどん武器を変えてくるので士郎もそれに応じて同じものを投影したり、アーチャーの影響で動きがアーチャーに近くなっていったり。
負傷の描写とかはレートに見合う程度にあちこち書き直されてます。文脈に支障がなければいいんですが、「VS」では一箇所うまく直せてないところがでてきてしまいました。
―――失神しても水分は失いませんよとぼそっとつぶやいてみる。
一方的にぼろぼろにされながらの斬りあい、鬩ぎあいで「本当に正義の味方になりたいのか」という問い。
大事なシーンなんですが、この辺もややこしい。
要はアーチャーは、望みもないのに人真似をつづけるだけだと士郎を否定するわけですが、それってよっぽど極限での選択を迫られない限り、割とどうでもいい話じゃないかと思うんですが。最期まで守りたい対象が定まらなかったことが問題なんであって、本当は「憧れた」ということ自体に既に意味があるんだけどなぁ。出発点否定されても困る。
というかこの人の場合、わき目も降らず一本道過ぎるのが問題なんじゃないかと―――
いや、一途で一本気なのは士郎の長所ですけどね。
そうまでして目指したいんなら走ってけ。青春まっしぐら勝ち。
「エミヤ」がかかると士郎の勝ち。でもアーチャーだと負け(笑)
アーチャーが「正義の味方」を追求し始めたあたりでアーチャーの構えが崩れ、「エミヤ」がかかったあたりで士郎の構えも崩れて、最後のガチンコはもう根性勝負になってるのが好きですよ。
この辺、アーチャー視点と士郎視点が交互に混じるので、気をつけてないと混乱します…。
無防備になった左胸を守ろうと長剣を斬り返す。
間に合う。
彼ならば、それはたやすく間に合う行為だ。
「―――決して、間違いなんかじゃないんだから……!」は名台詞。
声で聞く「からだはつるぎでできている」は思ったほど違和感ありませんでした。
声優さんは偉大。
―――でも「けん」がいいな。(しつこい)
※覚え間違えてる部分等何点か見つけたのであとから修正しました。 orzすみません