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RN/UBW12日目 教会地下・契約破りまで

アーチャー離反。UBWのキャス子さんは頑張りました。
イラスト 45.png
12日目は教会進入前とあとの外人墓地、契約破り、おかわりと見所が多くてたまりません。たまらないのでわけますよ。
UBWでは戦況は主に教会地下で変化する

朝。まずは腹ごしらえと朝食とる士郎ですが、怪我した直後くらいの凛の見立ては「3日位すれば食事くらいは出来るようになる」なんですが。…毎度毎度ですがこのうちの人たちは食欲旺盛すぎます。いいことだけど。
簡単に傷の処置だけして、木刀持って外へ。さすがに自分がぎりぎりいっぱいだという自覚はあるらしく、あとで帰ってきたときにも言ってますがもう戻ってはこれないだろうなと思ってた様子。

取りあえずは凛を探しにもう一度新都へ。
「危なっかしくってほっておけない」って、うん、向こうもそう思ってるけどね(笑)昼に中央公園で休憩した際に、士郎が「新都にいる」と直感してるのは凛ではなくアーチャーのほうだと言う示唆あり。

幕間・夜7時の外人墓地。不眠不休で駆け回った結果、立ち寝の凛。守護者の夢。
奈須世界における「抑止力」と「英雄」関連の設定はらっきょ"矛盾螺旋"にもありますね。上巻のラストあたり。というか、らっきょのの書き方の方が詳しいかも。
ただ、英霊システムはFateにしかない上に、場面場面での説明が色々と食い違うので詳細を考えるとめんどくさいことになる…。とりあえずUBWでは、アーチャーが捻くれたのは死後で、裏切られて処刑されたときまでは別に誰も恨んでいませんでしたということだけ頭に入れておけばOKですね。
他のいろいろは追及しない方向で。

ここでアーチャーが凛に外套を掛けるというシーンがありますが、初めてこのシーンを見たときは「……どっちを?」とそれが気になって仕方ありませんでしたよ。アーチャーといえば「赤い外套(聖骸布)」なのですが、腕に着てるのはどう見ても袖。(武士が弓弦の邪魔にならないように小袖の袖をつっこんでた装束が元だと思うんですが名前忘れましたよ)おまけに掛けても暖かくなさそうだったり。外套と呼べる形で、掛けて暖かそうなのといえば腰に巻いてる方のなのですが……。それをはずしたアーチャーってとても絵にならないようなというか、今まで腰に巻いてたの貸してもらっても微妙に嬉しくないというか。まぁどうでもよいとこですが。
Fateには人物の衣装デザインが決まる前にテキストが出来てて、あとですりあわせをしなかったっぽい部分がわりとありますよねとか、ぼそりと。

見た夢のことを黙っている凛、後悔するかしないかのやり取りとその最後の「私の最期はとうの昔に終わっている」というセリフは好きなところです。アーチャーはプロローグの時点で既に「亡霊」という表現を当てられていて、それが本編でも一番強調されているサーヴァントですね。
…個人的には、この会話の最後のほうのアーチャーの声はもちょっと殺伐感がほしかったです。

新都駅前ではそろそろ傷が悪化してきている士郎。
……士郎の場合、ばててどうするかといえば完全に落ちる前に何とかしようという無茶なことになるわけですが。とにかく20分かけて教会に向かって、広場で同調の頭痛が起きて、探索して地下室発見。fateではさらにその奥の惨状の描写があったので嫌ーな記憶がかぶるのですが、UBWでは奥の部屋の出番はないので一安心。
レアルタでは階段から地下聖堂を見下ろす、という背景が増えてます。fateでもちらりと出てきましたが、UBWでは士郎が階段上で様子を伺うのでこの背景のまま話が進行。
「神父殺し」がNGだったり「気が狂う」がNGだったりで細かいところでセリフ変更はあります。…ちなみに、「気が違う」はセーフらしいですよ。なんでさ。
ここでの凛の作戦は、士郎といっしょに立てた作戦と大差なかったらしい感じですね。前衛は前衛、後衛は後衛とでガチンコ。

そうはうまくいかないだろうとアーチャーがそれを止めて、キャスターの真名を示唆。メディアの伝承はどっちかというと弟殺しより子殺しのほうが有名だと思うんですけど、Fateではそっちの話はさすがに出てこないですね。

柳洞寺の件があるので士郎だけがアーチャーの思惑に気づきますが、戦況が変わるからということよりもアーチャーが凛を裏切るのが嫌だった、というのが二重三重に意味あるところで、好きだったりします。初めてこのシーンに来たときはホントにびっくりしたけど。
で、こんな状況でも士郎に嫌味は忘れないアーチャー。いや、そういう伏兵をばらしかねないような真似はやめときなさいって。

アーチャーの背を見つめる凛の描写は、PCでは専用立ち絵がありそうなテキストになっていましたが、レアルタでは立ち絵が増えるのではなくて「俺の知らない顔で」というテキストのほうが削られています。

RN/UBW12日目 幕間・教会地下まで

イラスト 42.png最初は、覚書程度にいろいろ書いといて、あとで自分で検索して使おうぐらいに思っていたのがどんどん収拾が付かなくなりつつあります。どこまで行く気だ私。
っていうか、だから語りだすと止まらないよって前に。
11日以降はルルブレのマスター変更が話を面白くしてると思います。fateで不発った宝具がこんなに活躍するとは。
あとペンダントとかペンダントとかペンダントとか。

絵が2枚入りました。一枚は落書き。


幕間・遠坂邸。
アーチャーと藤ねえが関わる本編中唯一のシーンだったり、お互い引っ掛けあってるような凛とアーチャーの会話が面白かったりで好きなシーンです。PCでUBWクリアした後、真っ先にロードしたのがここでした。藤ねえへの士郎への思い入れで士郎の好感度大幅UPしたところだっただけに、アーチャーの伏線に気づいたときはもう。
「藤村先生なら自力でひょっこり起きそうだし」に「違いない」とか、藤ねえの人となりを知ってて愛着のある人間でなければでないセリフなんですよね。1周目で一瞬「?」と思いながら割と流し気味に読んでたのが悔やまれます。ちぇ。
アーチャーは藤ねえの件で、キャスターを始末しなければならない理由が増えたことになります。

ここでアーチャーがルルブレの性能を知ることに。
士郎はマスターでなくなったのだから2回目の令呪は解約だろうと念を押すように確認するアーチャーは、ちょっとしつこいというか、心なし余裕なさそうな声音です。凛は士郎が自分から降りない限りそれはないと答えるのですが、凛がそういう人間なのは痛いほどわかってる、と皮肉げな様子なので、アーチャーの契約破棄の計画はここで出来上がってしまったんだろうなぁ。

アーチャーとセイバーの関わりの示唆。記憶を取り戻したかどうかの確認。
……両方ともそらっとぼけたよ、この磨耗品。どこで身に着けたんだか、英霊になるまでに嘘つきスキルが増えてますねー。「あちらは知らないようだから、あまり深い関係ではなかったようだが」はこの時点で全然気づいてないセイバーに微妙に拗ねてるように取れなくもないのですが、そりゃこんな白くて黒くてでかいのは覚えがないと思うよ。意外と顔立ちそのものは変わってないけど、表情変わりすぎだし(笑)
でも「いくらセイバーが強いって言っても、守り上手なあんたが一撃で倒されるとは思えないのよね」って、あれ?
……………UBWのアーチャーって、体制崩されただけですよね?(思わずロードした)選択肢のあとに斬られるんだから、UBWに分岐した時点で無傷決定ですよ。
倒されてない。倒されてないから。
それはどこの別ルートの話ですか遠坂さん。

士郎の治癒能力はてんで働かず。セイバーとの契約が切れたから、と書かれてますがあとのアインツベルン城では鞘効果があるようなので、契約してなければ効かないと言うわけでもない様子。現界してて且つセイバーがそばにいれば一応効果あるらしいんですが、セイバーは教会で苦労してる真っ最中だからね。助けられるまでに魔力使い果たしそうになってたくらいだから、士郎に回してる場合じゃないだろうし。

凛がアーチャーをつれて街に出たあと、凛の部屋で目を覚ます士郎。
ふとおもったけど、藤ねえ寝かされてるのが別の部屋で、自分の部屋に士郎を寝かせるのですか、女の子。まぁ、主である凛の部屋が一番守りが堅いだろうしとか、理由つけようと思えば理由付くけど。士郎は士郎で熱で朦朧としてるのでそんなところまで神経行かない様子。凛が出て行ったのは麻酔で眠らされる寸前のことで覚えてるので、起きて出て行こうとする士郎。
……だから、痛そうなんだってば。中の人がこういう演技うまいせいで余計痛そうです。
倒れそうになって、化粧台ひっくり返し。
このシーン、化粧台ひっくり返して鏡割れなかったかが真っ先に気になったんですけどね。鏡台タイプじゃなかったのか、上にのってたか引き出しに入ってたかしたものをかき集めててペンダント発見。1日目を思い出し―――
そうね、あの時もそうでしたがなんで朦朧としながらも片づけをするんでしょうね、この主夫は。いや、それは置いといて。
ようやくあの時助けてくれたのが凛だったとはっきり意識する士郎。
遅いよ!(笑)
ていうか、ライダーに襲われた女子を助けたときの描写からすると顔までみてるっぽいのに、むしろなんで気づかないのかが不思議でならないよ!つうか、どっちかというと凛以外にありえないんだけど……まあいい。そこで追及しても割と色々台無し。

ちなみにこのペンダント。色からしてルビーかガーネットっぽい石なのですが、士郎によれば「水晶」。……士郎が言うんだから間違いなさげですが(まあ、fateで宝石とドロップの区別が付かなかったとかいうのは置いといて)こんな色の水晶って何。検索してみたけど、レッドルチルの目の詰まったのぐらいしかそれらしいのが見つからなかった……。割と不透明ですよ、これ。

この段階でははっきり書かれてませんが、アーチャーとの共感を辿って新都センタービルへ。
サーヴァントもいない、怪我人の士郎をこれ以上参加させる気のない凛はとことん冷たく、アーチャーと連れ立ってビルから飛び降り。ここら、結構好きなシーンだったりします。現状突きつけるだけ突きつけて、だから安全なところにいなさいという凛が好き。
……関係ないけど、このビル、屋上まではエレベーター通ってないってfateで言ってたんだけど。上ってきたのか士郎。これから降りるのか士郎。
が、頑張れ。

幕間、柳洞寺。
前の幕間で凛がキャスターの動向を掴んでいましたが、偵察役のアメジストの梟、ここで粉々に。凛は「キャスターは柳洞寺に戻ってない」といってましたがその後に戻ってきたわけですね。
キャスターに軽口叩いた末の小次郎開花をどうするのかと思ってたら、絵がないせいか普通に開花してましたよ。あばらー…。
山門から動けない小次郎、お地蔵さん状態で置いてけぼり。
聖杯戦争はおよそ2週間といわれてましたが、16日間が期間いっぱいいっぱいらしいです。

新都から衛宮邸に帰ってきた士郎。
……頭回らないせいでしょうが、まだキャスターに抑えられてる場合とかは考えないんだね。あと、遠坂さんちの戸締りはどうした。
もう眠いんだか気を失いかけてるんだかよくわからない状態で、とにかく寝て傷を治して、凛に追いつくんだと根性でおやすみなさい。

日付が変わって幕間・教会地下。シーン名変えざるを得ないあのシーン。
イラスト 43.png白ドレスセイバーさんの見所は背中だと主張する。

シーンタイトルが「囚われの騎士」になりました。タイトルが普通すぎてほっとしたような、もう一ひねり欲しかったような…。
言峰は追い出されてキャスターが地下聖堂に。
白ドレスセイバーさんの一枚絵は微妙に裾が下がりましたよ。
まあ、元の絵みたいに腰の上で引っ掛けないんなら最低そこまで落とさないと物理的に変だよねというあたりまで。

えーと、苦しむ声の色気度。
士郎>>キャス子さん>>>>>>>>>>>>>>>>>セイバー …くらい?

問題あるようなないようなあるような。
うんまあいいや。
主人公は士郎で、レアルタはお兄さん向けというわけでもなく、Fateは勢いで楽しむ、剣と魔法とガチンコの、殺伐と、かつ若干フェチっけはいった、甘酸っぱい系恋愛ものな冒険活劇だから。

テキストは実はあまり削られていないのですが、葛木のセリフが入る直前あたりはさすがに丸々なくなっています。
これだけでいぢめっこキャス子さんのねちっこさがかなり減量になっている気がしますよ。
隠れて行動してたはずなのになぜかいる葛木に状況報告すると、聖杯が見つかるまでキャスターの護衛をする、柳洞寺にいては望みが果たせないという葛木。
hollowで、葛木がキャス子さんに一目ぼれだったと知ってびっくりしたっけなぁ……

衛宮邸では、一晩眠ったものの熱が取れない士郎。無事選択肢がでるのを確認したので、あとは割と好き勝手に動けます。
まあ、好き勝手って言ってもFateは一寸先はDEAD ENDばっかりですが。

RN/UBW 11日目 遠坂邸到着まで

衛宮邸を逃れて遠坂邸へ避難。せいぜい夕方4時くらいなのにこんな3人が見咎められない深山町。
イラスト 41.png
UBWはアーチャーともども士郎が掘り下げられてるせいで、精神的に不安定な描写とか多くて、ときどきヒーローとヒロインが逆転している感があります(笑)
いいけど。
むしろ守り守られな、そこがよいけど。

夕方から荒れ模様

昼食が終わった頃から空模様が怪しくなったので、切り上げて衛宮邸へ。
バスから降りてすぐ、楽しかったかと訊かれて一瞬詰まりながらも楽しかったと答える士郎に「あんたは無意識にブレーキをかけてる」と凛から鋭い一言。
士郎の過去に何かあったらしいというのは看破しつつも「当初の目的は果たしたし、あとはそっちの問題ね」と、この時点では士郎の問題に深く頭を突っ込むつもりはありません。

桜に対してもそうですが、凛は面倒見がいいわりに結構な放任主義者なんですよね。hollowでイリヤにも言われてたっけ。こう、まっさかさまでも構わないから千尋の谷に叩き落してみて、上がってくるかどうか上からじーっとみてる、とかそんな感じ。

衛宮邸前まで来ると、切嗣の結界が壊されてます。前夜、凛に褒められたばっかりなんだけどな。
藤ねえは昨日泊まったまま、日曜だからと寝かせたままにしておいたので血相変えて土足で居間へ。
明かりのついてない居間には、眠りの魔術をかけられてキャスターに抱えられている藤ねえ。藤ねえと切嗣、衛宮邸で過ごした二人は士郎のウィークポイントで、この二人に関することには反応大きいですよ。この状況で、均衡を崩すようなまねをすれば凛でも  、と言うくらいですから相当でしょう。
PC版では士郎のモノローグで「藤ねえ」「殺して」などの言葉がいくつか空白で匂わされていましたが、レアルタでは「―――」で表記されるようになりました。雰囲気的にスペースの方があってるように思うんですけど……上手くいかなかったんでしょうか。
文脈でレート的に引っかかりそうなところも例によっていくつか改変になってます。

キャスターとの交渉開始。
キャスターの目的は、異能者の士郎をセイバーごと味方に取り込むこと。
交渉っていうか士郎のほうは、提案は呑めない、藤ねえ返せの一点張りなので交渉どころか会話自体なかば成り立ってません。キャスターはキャスターで自陣の有利さをアピールするために、街中の人たちから魂食いしてるとかいうもんで士郎はますます拒絶。
セイバーの魔力出力があれば今からでも聖杯を呼び出せるし、戦いもこれ以上する必要がない、という条件にはセイバーはちょっと揺らいだようですが、士郎が聞く耳持たず。「聖杯なんて関係ない、藤ねえを離せ」と繰り返すばっかり。

ここで、キャスターの口から士郎が第4次の被害者であること、衛宮の血筋でないことが明かされて、凛は初めてそれを知ることに。キャス子さん、幸運値どん底のよしみも含めて士郎が気に入った様子です。…嬉しくない理由だなぁ。
凛はただ驚くばかり、セイバーは目を伏せる描写がありますが、……あれ?セイバーはUBWでは士郎と切嗣と第4次の関係どこまで知ってるんだっけ…?まぁ、表面で何も話してなくてもセイバーなら夢で記憶を見ることで知れるんで問題ないか。 
カードを全部提示された上で最後の交渉持ちかけられて、選択肢。
杖になりたくないのでBADを避けてGO。いや、あれはあれで遠坂にとどめさしてもらえる数少ないBADで、魅力的なんですけどね(おい)

とことん喧嘩腰でキャスターの要求突っぱねるわりに、交換条件出す気はある士郎。……怒りすぎるとかえって冷静になるとか言いながら、すこしも冷静じゃないよこの子は。交換条件出す気があるならもっとわかりやすくやってください。決裂したらどうする。
士郎の交換条件は最後の令呪。
PCなら令呪とるから腕よこせというところなのですが、レアルタはちょんぱはダメなので
「皮ごと剥ぎ取りなさい、今ここで」
………うーん、エコーかけてもPC版ほどの「無茶言うな」感は出なかったですね。なにしろ藤ねえとの交換なので凛とセイバーがここで血相かえるほどの条件には見えなかったりしました。皮くらいならやっとけ的な。いやまぁ実質、皮だけじゃすまないだろうと思うんですけど。だって令呪引っこ抜くと神経も付い
―――やめよう、話がグロくなって来た。

セイバーは「大河はあきらめてください」とか言い出しますが諦めてなるか。黒セイバーにアゾット食らわせようが、幻のワカメルートで凛と敵対しようがそれが話の筋ならどんとこいですが、藤ねえはダメです。わたし的になんとなく。
キャスターに令呪を差し出そうと近づいた士郎に、キャスターは死んでしまいなさいと心臓めがけてルルブレ振り下ろしますが―――

ここ、不思議なんですがキャス子さんは何がしたかったんでしょう?fateでキャス子さんはルルブレは「儀礼用で人も殺せないナマクラ」と言ってるわけで。図らずもきれいに背骨に喰らった人が約一名いましたが、この場合セイバーと士郎の契約・令呪とも異変はなし。……ルルブレは胸につきたてて使う物っぽいのですが、マスターの胸につきたてればマスター権奪えるんでしょうか。
だってほら、hfラストで使った時ってマスター権が士郎に移ったわけじゃなかったし。

ともあれ、士郎の危機と見たセイバーが突っ込んできてキャスターさんの思惑ならず。
キャスターの矛先が藤ねえにむきかけたところで、士郎思わず令呪でセイバー制止。UBWではここで令呪使い切りですね。
セイバーはルルブレされて、令呪は3つの状態でキャスターに。
うーん、手袋の上から浮かび上がってるなぁ。
令呪は服で隠せるんですが。
というか、士郎は聖杯戦争中、令呪を包帯と長めの袖で隠してる、という描写が一応あったりするのですが、絵的に見せにくいという理由からか絵でそういうふうに描かれてる場面はないですね。
ルルブレされたセイバーの額にも刻印が浮かび上がってるらしいのですが、これも確か絵では描かれてなかった記憶が。

セイバーを手に入れて気をよくしたキャスター。
「大切な人なんでしょう。なら最期まで守り通しなさい」というセリフからすると、藤ねえを助けようとする士郎の様子も癇に障りつつも気に入った様子。
藤ねえと士郎を見逃すことにして、今度は凛に矛先が。逆らうセイバーにいきなり令呪使用。思わず凛の盾になって左肩を刺される士郎。
ここの「セイバーが遠坂を斬りつけるのなんて見たくなかった」というモノローグで、プロローグで斬られたアーチャーを思い出しましたよ。UBWでは無事ですけど。
泣きながら剣を引くセイバーと、スキをついて逃げ出す凛と士郎。手負いの士郎が藤ねえ抱えたままで逃げ切れてるので、キャスターは追ってきたわけではなかったんでしょうがとにかく遠坂邸まで走って逃げてきて、既に朦朧としてた士郎、藤ねえを引っ剥がされたとたんにダウン。
……呼ばれる前に来てよアーチャーorz


この後の幕間での凛とアーチャーのやり取りの駆け引きめいた雰囲気が好きなのですが、声には駆け引きっぽい雰囲気はあんまりないですね。
ちょっとしょんぼり。

RN/UBW 11日目 special date

3人デートは追加エピ有りです。
メガネ屋さん・バッティングセンターに行く前に喫茶店に寄る話が増えました。セイバーがここでもはらぺこさんに。というか既に凛陣営の人と化してます(笑)
イラスト 39.png
降水確率、午前中0%


新都のファッションビルの名前が「ベェルデ」から「ヴェルデ」に直ってました(笑)hollowのが標準でいいらしいですよ。
新都の駅前から走り出すシーンまではPC版と変更ありません。士郎の「行くぞセイバー、はぐれるなよ!」がやたら気合入って戦闘指示ノリになったのが面白かったです。

この後何箇所か回ったあとに休憩がてら喫茶店によるところでエピソードが追加に。
女の子2人が甘いものをとろうというのに士郎だけがブレンドを頼もうとして、セイバーに糖分はとったほうがいいと忠告されます。
「私も行軍中は隠れて甘い果物をとったりしたものです。ところでこれなどいかがでしょう」とか言ってマンゴーのデザート勧めたりする王様。…え?あれ?忠告?
士郎がオーダーしたのを一口分けてもらおうという腹らしいです(笑)
こういうときは士郎におごってもらえば士郎は甲斐性見せられるし、女の子は食べたいもの食べられるしでOKなのだという凛の主張に本気で感心しているセイバーさん、完全に自分が誰のサーヴァントなのか頭から抜け去っている様子です。しっかりしてー(笑)
あきらめておごる気になった士郎。
このあとアクセサリー屋さんを冷やかそう、ということでどうやら凛は3人で楽しめるところだけでなくセイバーよりの場所も取り混ぜたりして場所をチョイスしていたようです。ちなみに喫茶店背景は描き起こし。

バッティングセンターに行く前に公園に寄ったところもPCまんまです。
…黒ぶちメガネの坊ちゃん士郎の立ち絵、ちょっと欲しかったのにやはりありませんでしたよー。いや、あの立ち絵にメガネの士郎ってものすごく自然に思い浮かぶんですけど(笑)
士郎の背はまだ伸びる、といった根拠を聞かれて一瞬詰まる凛。…なんだろうね。凛が確信するのはペンダントが2つあると知った瞬間ですから、この時点ではなんとなくアーチャーと士郎がダブる、という感じだったのかなと解釈しました。

バッティングセンターの他に候補に上がった水族館は、たしかhollowでもライダーと出かけたときに候補に挙がった記憶があるんですが、結局行ったことなかったですねー。

士郎を引っ張って行く凛、そのあとからついてくるセイバーという構図は大好きです。平和だ。
あ、あと誤字パッチで埋まってなかった誤字が直されたのを見つけたので書いておきますが、士郎がこんな幸せには自分には分不相応だ、と思う場面の「何か檻のようなものが落ちてきて」は「何か澱のようなものが落ちてきて」に変わってます。

遅めの昼食で再び公園。
公園2回と喫茶店、休日を楽しむ3人の描写が3回になったことで今日一日ホントに楽しんでるなという感じが強くなりました。
「セイバーって遊びに負けると怒るタイプだったんだ」というセリフは士郎のセリフだと思ってたら、凛のセリフでびっくり。
ところでこの時点で猫をかぶっているらしい遠坂さんは、フルパワーになるとどうなってしまうんでしょう。…まあ、カマかけのような気はするんですけど。

今日は体の調子がいいんだといわれて安心した様子の凛と、昨日からの大騒ぎの理由がやっと納得いった士郎。問いただす士郎に、しらを切る凛のやり取りが好きです。

「確かに昨日は楽しかった」
「でしょ」
「うん、何もなかったけどありがとう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きすぎる。


「―――なるほど、そっか」
イラスト 40.png
好きな相手を照れさせるっていうのは、すごく幸福な感じがした。

RN/UBW 11日出がけまで

イラスト 38.jpg
―――俺には、そんな余分な願いを持つ資格がない。

UBW中~終盤は描きたいシーンが多くて迷います。
迷ったので鉄板。
なにげに見所の多い夜


大丈夫だと思うけど教会で好感度足りなくなったら笑えないので三択は凛で進行。

作戦会議の続きをするということで凛と縁側へ。
衛宮さんちは冬でも縁側は比較的暖かいそうで。たしか士郎の部屋も夏涼しくて冬暖かいとか…。あ、そうか。士郎が最初に自分の部屋決めるときに一番いい部屋とったのは構造把握能力のせいか(今書いてて気づいた)

昼から引っ張ったわりに、「攻めるのは無理なんでおびき出す」と会議あっさり終了。衛宮邸の結界の話から遠坂邸の結界、お互いの魔術との関わり方の話に。
遠坂さんちの結界は「侵入者お断り、ただし入ったら最後出てくの禁止」という結界だとか。士郎は入ったんで、出て行かなくていいですか(笑)

凛は「快楽主義者だから楽しいことしかやらない、義務も学校も同盟も楽しい」という頼もしいお返事。
が、こう言われると話ふられて困る士郎。笑顔の印象強いわりに普段笑わない、楽しまないという設定の人ですから。…衛宮さんちは色々楽しそうなんだけどな。タイガーとかタイガーとかタイガーとか。
詰まる士郎の様子に空気一変。促されて答えた士郎の返事に遠坂さん怒り心頭。
「似てる似てると思ってたけどここまで同じとは思わなかった!」って、普通にまだ「同じ」とは気づいてないってことでいいんでしょうか。翌日の「いい男になる」発言あたりはもう気づいてそうな含みもありましたけど。
アーチャーの記憶への凛の感想と、fateのセイバーの記憶への士郎の感想がここでかぶりますね。「どうして誰も言ってやらないのよ」と。似たもの主従…。

腹が立って仕方ないらしい遠坂さんの宣戦布告。
「いつかの続きか?」といわれて否定もしない辺りが凛ですねー。
居間へ戻って、凛を遠坂邸へ送って行こうとすると既に泊まることが決定事項に(笑)藤ねえもお泊り。
慌てて凛を探すと、すっかり着替え終わった凛。
士郎は私服の凛が家の中にいることに慌てまくりますが、家の中だとそんなに勝手違うかなぁ。…あと、アーチャーは生前から凛の荷物まとめたびたびやらされてそうな気がしますよ、あーあ(笑)

0時過ぎになってから鍛錬。
強化の練習しながらアーチャーの模倣をしてることを考えてると、セイバーが様子を見に。切嗣の話とかマーリンの話とか。
…マーリン「あの老人」って言われてるよ。声若かったのに。たしかセイバーの在位期間10年って設定だったと思うんですが、それじゃあの声から老人にはならないような。
そんな感じで雑談してるうちに本題に。散々お皿割りまくったのみててさすがに麻痺に気づいた様子。状態をセイバーに説明してるとアーチャー登場。土蔵はアーチャーにとっても自分の工房ということになるせいか、衛宮邸でアーチャーを見かけるというと必ず土蔵周りなんですよね。さすがに一番馴染みがあるからかしら。

柳洞寺の一件でアーチャーは「邪念のない危険物」認定されたので、セイバー警戒態勢。それを抑えてアーチャーに状態を見てもらいますが、fateルートではこんな麻痺はなかったのは何でなのかなぁ…。イリヤ負ぶって森通過して帰ってきてましたよ。凛に「壊死しててもおかしくない」とか言われた割に、肌の焼きつきくらいしかなかったはず。
えーと、とりあえず士郎の剣投影に使ってる回路は主に左半身の神経にあるってことでいいんでしょか。たしか教会で2人でGOBもどきしあったときは2人とも差し出したのは左腕だった記憶。
翌日一日は魔術使うなって言われましたが、さっき強化使ってたのはいいんかな。 
「理想を抱いて溺死しろ」の意味合いを尋ねてセイバーもろともお説教されモードに。

11日目。
夢に出てきた「正義の味方になりたかった」というモノローグに切嗣の声が付いたので、これが士郎の夢ではない、と印象が強くなりました。麻痺は取れてますが頭痛。…士郎の頭痛は投影のときとアーチャーに反応したときと両方あるのでどっちのせいなのか。
しかし何でこの子は日曜に6時半に起きるのか。まめすぎ。
誰も起きてないけど食パン消失で選択肢。
…豆腐屋の若旦那に豆乳もらうのも結構好きなんですが、ここは猫パジャマで。…何故に第2ボタンまで開いているのか。凶悪な。
凛のお弁当は3段重ねかー、えらいなー。
ベタな展開ですが、猫パジャマと部屋から出たあとへたり込む士郎がかわいいので良し(笑)

8時半になってセイバー、凛と起きてきましたがパジャマで動揺した士郎が不審すぎ(笑)「今朝はジャガイモとたまねぎさ」って。
パン食がダメになったので和食で朝ごはん作ってたのですが、これからデートするんだからぐずぐずするなと拉致られました。セイバーはデートの意味がわからないせいかノーリアクション。
って、あれー?朝ごはん食べないの?ていうか作りかけー!!

RN/UBW 10日目 夕食後まで

イラスト 37.png9日目夜から10日目にかけては初めての剣投影の負荷がもろにかかるところ。
左半身の感覚のなさがしばらく尾を引きます。

士郎の自分への無頓着さ加減にひやひやする一日。

キャスター陣営が柳洞寺にこもってしまったことに歯噛みする凛。
と、「投影できるなんて聞いてない!」と食って掛かられました。うん、それはね、話の都合というやつだよ。
何が出来て何が出来ないのか。訊くだけ訊くと考え込んでしまうのは凛のクセのようですね。

とにかくこの日はもう帰って休もうということで撤退。
この辺はPCとあまり変わりありません。いったんは眠ったものの、反動に耐える士郎のセリフが「そんなの男なんだから、当然だし」から「そんなの、当然だ」に変わったくらい。
な、なんだろう、ジェンダーフリー?

幕間は間桐邸、地下修練場。
ギルガメッシュと慎二。単語単位でいくつか直しがある以外はここも変更なし。突合せしてみないとわからない程度です。
…間桐さんちは日当たりと風通しが悪くて遠坂さんちより大きくてついでに蟲さんがたくさんいる…。
なんか湿った音のする地下室見てて、こんなうちのお掃除やらされるのはいやだなぁと思いました。壁裏がばいおはざーどな感じになってるよ、きっと。hollowで、お手伝いさんが居つかないと桜が嘆いていましたが、絶対じい様のせいだけじゃないと思う。

10日目朝。
前夜士郎がうなされ始めたのが0時少し前で、起床時間まで7時間。眠気のなさから3時間くらいは眠れていそうだということなので、どうやら苦しむことおよそ4時間。……相変わらず体力あるなこの子。あの苦しみ具合からすると眠ったというか、最後の方はもう気を失ってたんじゃないかと思うんですが、苦痛だとか自分の体の調子とかにどこまでも無頓着な士郎、痛みがなくてとりあえず体が動くのなら普段どおりに生活する気満々です。
さすがに不自由なので、包丁を使わずに出来るもので朝食。…衛宮邸でご飯時に包丁の音が聞こえないだけで、ものすごく手抜きされたような空気が漂うのは何故だろう。いや、珍しくインスタントのクラムチャウダーが食卓に上ってはいるんですが、ベーコンと卵とサラダまで揃った立派なパン食ですよ?
虎の鼻はごまかせなかったようですが。
昨夜は折りよく衛宮邸に泊まっては居なかった藤ねえがやってきて、鮮血神殿の被害が大したことがないのを教えてくれます。ああ和む。さりげなく、士郎が藤ねえをすごく頼りにしているのが窺えるシーンです。

土曜なので学校は半日。
セイバーさんはお昼の作り置きがないのが気になって仕方ない様子。士郎はお昼は帰ってきて作るつもりでいるのですが、
……あきらかに具合が悪いという自覚を持ってくださいお願いします。
吐き気のある、しかも不自由な左半身引きずって登校。士郎には「自分の体の不調に負けるのは、鍛錬がなってない証拠」という困った持論があるので、あほかこの子はと思いつつどうも心配になります。いや、あとのアーチャー戦に引いてくる為の持論なのはわかりますが、正直むちゃくちゃですよ…

案の定授業内容なぞ頭に入らず、遠坂さんとの定期連絡さえ頭から吹っ飛ぶぼけぷりで帰宅。門前でようやく凛と連絡取ってないことに気づきますがとりあえずご飯。士郎は主夫なのでエプロン装備。
で、この日何枚も割りまくるお皿の被害第一弾。この時点ではセイバーも「疲れているのですね」程度のことしか言いません。
気にしなくていいから簡単なもの作ってくれといわれて、そりゃ料理に怪我した血が混ざるようじゃ台所担当失格だとか言う士郎。
・・・・・・・この馬鹿を誰か何とかしてください。セイバーが言ってるのはそういうことじゃありません。ていうか、片手利かないくせになに南瓜料理とかしようとしているのかこの子は。普通に無理です。

いくつか献立を省略して、鳥の照り焼き下ごしらえを始めたところで、すっぽかされた凛来襲。
衛宮さんちは周りに家が少ないそうで近所付き合いは少ないけど藤村組の若衆は来る様子。…ご近所にどういううちだと思われてるんだろう。豆腐屋の若だんなとか零観さんとかネコさんとか、士郎はご近所の大人に愛されているようなので、ご近所づきあいが盛んなんだとばかり思っていましたが、実はそうでもなかったようです。
テリトリーに赤いあくまを入れまいと抵抗するのを読み取られて、あっさりと侵略者進入。うむ、最序盤のときといい侵略行為によどみがないね遠坂。

お昼ごはんと座卓の定位置を奪われつつ、作戦会議。
fateでも話した柳洞寺の結界にお手上げ状態。凛とセイバーの息の合いっぷりが好きです。この2人は主従としてより、戦友として意気投合しているのがいいなぁ。
夕方6時で家主は夕ご飯の支度。お客さんは期間延長で居座る気満々。サーヴァントはお客さんと仲良しなのでお客さんの味方です。
…家主はお昼から6時間、エプロンつけっぱで違和感も何もなかったようですよ。さすがだ士郎。

たら鍋の支度をしてると藤ねえ帰宅(…ん?帰宅?)
この日はうっすら雪模様。衛宮邸は山よりなので冬木市にしては寒い方ですが、ことに冷える様子で別のシーンでは士郎が半纏買おうか検討するほどですよ。……どうでもいいけど、似合いそうだな半纏。
凛来襲に周回遅れで反応する藤ねえのセリフが語尾だけ変更になってたことに気づいた。このレベルだと多分声優さんの演技とのすり合わせ…。
ああ、聖杯戦争と試験前が重なって大変だと思っていたら、試験前だとここで「試験勉強のため」というお題目が使えるのですね。

食事のあとの洗いものでお皿を割りまくる士郎。
…いや、遠坂を牽制してないで助けてください姉貴分。4人分の食器、20分もかかって洗い終わってないよこの人。
凛はアーチャーから投影負荷の話を聞いているので、じっと士郎を観察しています。お皿4枚目で洗い物係交代。台所といえば桜と士郎のテリトリーなのですが、水仕事する凛に士郎が見ほれる、なんてちょっとレアなシーンに。
…このシーンも実は1枚絵を期待したシーンでしたが、さすがに変更なしでした。

お風呂上りの午後9時。
藤ねえは居間、セイバーは道場、遠坂はどっかその辺(実は土蔵)。
ここの3択はそれぞれにおいしくてどれも好きですが、個人的一押しは「ミカン」。
セイバーへの差し入れを藤ねえに任せて、珍しく寝転がったりして寛いでるところへの不意打ち、

「でも士郎、セイバーちゃんより遠坂さんが好きでしょ?」
「うん」

が、よすぎ。藤ねえGJ。超GJ。
各ルートでヒロインと士郎の仲をつついてくれる人ですが、この不意打たれっぷりが一番好きだ…!
セイバーを選んだときのは「・・・・・・・・・・・・・雑でした」がやっぱ名言(笑)
凛を選ぶと、凛の取り扱い方を覚え始めた士郎のファインプレーが見れます。うん、hollowでなんか足りないと思ってたら2人で主導権を取り合う、この丁々発止のやり取りの切れが足りないんだなと今頃気づきました。士郎と凛はこの会話の攻防が楽しいんですよ!

で、なんだかんだでロードを繰り返して3つとも見てしまったのですが、どのデータでセーブしておくべきかな。

私はそろそろ文を端折ることを覚えた方がいいと思う。
何でこんな無駄に長いんだ。

RN/UBW9日目 葛木襲撃・撤退まで

1週間近く放置になってましたが、プレイレポート再開です。
イラスト 36.jpg
葛木先生描くのむずかしい。
毒蛇百芸を描いたはずなのになんでほわたたたになってるのかなぁ。
ほぅわちゃ。

9日目の葛木戦はOtherギャラリー枠に入るような戦闘中の小物の絵がいくつも増えていたりして、演出がかなり強化されました。
…別ルートとはいえ、ヒロインのはずのセイバーさんのスゴイ形相も増えました。
いや、そこは増やしちゃいけないところだと思うんです武内さん。
増やしてもいいけど、女の子としてその形相はかわいそうすぎだと思うんです。

UBWの華はまっとう且つ派手な戦闘

自室で「正義の味方」とか「理想を抱いて溺死しろ」とかぐるぐるする士郎に続いて、凛の夢。
初めて記憶の持ち主が「男」であると書かれ、夢を見ているのが凛であることがはっきりしてきます。ここで出てくる凛の「わたし、その一点だけは絶対に認められない」という独白が好き。頑張ったら報われなきゃ嘘だと、他人の努力に対して本気でそう思えるところがいい子だと思う。…fateでは士郎もセイバーに対して何度も同じことをいいますが、士郎が自分のことには無頓着というかそれこそ計算対象に入れてないのに対して、凛は自分のことも他人のことも大事なものだと思ってるからこそいろんなことに本気で怒るタイプのような気がしてます。

夢はこれまでに何回か繰り返して出てきていますが、この日は今まで見たことのなかった「守護者契約」の記憶を見ることに。現代の廃墟の絵の色味を変えて、焼けている街の背景。士郎はこういう場面に出会ってしまうと弱いだろうなぁと思います。なりふりかまわず無茶しそう。
10年前の火災のような赤い風景。
RNは基本的にモノローグや回想中のセリフにはボイスが付いていますが、契約の言葉にはボイスは付いていません。
守護者契約と、それをしてなお叶えられなかった理想―――で、ふと疑問。
どうもここの凛のモノローグを見るに、守護者になった後のアーチャーの記憶も見ているようなんですが…それはまた随分と詳しく見たなぁ。fateの士郎とは随分違うけど何でだろ。
士郎はセイバーの生前、瀕死になったあたりまでは夢で見ましたが、本人から聞くまで契約の内容までは把握してなかったので…ラインがよく繋がってないとかの違いがあるのでその辺の関係なのかな。
まあ、守護者の「記録」「記憶」関係の話になってくると、重箱の隅をつついてるうちにうっかり穴を開けかねないのであまり追及しない方向で。

目が覚めて、遠坂邸。
生前のアーチャーに対する凛の感想は「熱血漢で、今より素直だったっぽい」。うん、おおむね把握してる、正解(笑)
この時点では、凛がアーチャーの記憶を見たことはまだ秘密。士郎とセイバーはそれぞれがお互いの夢を見てましたが、アーチャーも凛の記憶を見た、という描写は特にないですね。
当のアーチャーはどうしてるかといえば、同盟破棄させようと朝からしつっこいです。語調が次第に余裕なくなってきてるというか、幾分苛立ってきてます。2つ目の令呪は「同盟中は衛宮士郎を襲わない」なので同盟破棄になれば無効化できるのですよね。が、凛はアーチャーの為にも士郎の為にも同盟を解かない。このせいでアーチャーは別方向で令呪を無効化する方法を画策することになるわけですが……

朝の衛宮邸。夜の遅さはともかく朝は十分健康的な起床時間だと思いますが、士郎的にはここ数日の目覚めの悪さが気にかかる様子。
士郎の夢もアーチャーに引きずられているようで、fateではエクスカリバーばかりが浮かんでいた剣のイメージもUBWではもっぱら干将莫耶。「気に入ってるよ、悪いか」というふて腐れた声の調子が反抗期入りかけのがきんちょぽくてなんかかわいいんですが(笑)

学校に行って、キャスターのマスターの手がかり探し。
士郎は異状感知が得意なので休み時間中校舎を走り回ったようですが、手がかりなしで生徒会室でお弁当。
士郎は葛木の呼び方が「葛木」だったり「葛木先生」だったりまちまちですね。葛木が一成の兄貴分だという話で、柳洞寺と柳洞寺の女性客、葛木が関連付きました。
……一成って、hollowでは普通に「キャスターさん」って呼んでましたが、snでは全然名前教えてもらえてなかったんですね。そりゃさぞ不審だろうに、心広すぎです柳洞寺。

放課後、凛に報告した途端に襲撃計画成立。
マスターかどうかどうやって試すんだ、と訊かれて「衛宮君のときといっしょ」と応える凛のセリフは、テキストでは「いっしょ、という響きが甘ったるく聞こえる」と書いてあるわりに特別甘ったるくはなかったです。それ以前に全体的に声質が甘ったるい、というのは置いといて。
ちなみに、子供の頃の凛と士郎が公園で一戦やらかしたことがあったかも、という話がちらっと出るのはこの辺ですね。
襲撃場所は柳洞寺に向かうのには必ず通るという交差点ですが、待ち合わせ場所はなぜか新都との境にある橋の下の公園。
……遠坂邸も衛宮邸も柳洞寺も穂群原も深山町側なのに何故街境まで出るんだろう。

うちに帰ってセイバーに作戦説明。
fateでも片鱗はありましたが、UBWからはらぺこ度が上がっています(笑)ご飯を後回しにされそうになって、慌てるセイバーがかわいいですよ。fateの清く正しく美しくなセイバーもよいですが、UBWのぴりぴりしていないお茶目さんなセイバーもよいとおもいます。
なにか武器っぽいものを支度せねばという段になって、やっぱり干莫がいいなーと思う士郎。刀鍛冶の伝承の剣なので、UBWと相性がいいというか志がかぶるんでしょうね。投影したことないので、あきらめて木刀持参。
………衛宮邸の木刀は藤村組のお下がりだったりしたら楽しい(?)なとちょっと思いました。

公園。UBW中で必ず通るシーンの中では、多分初めて出る私服凛。今回もアーチャーはお留守番。…UBWのアーチャーは、3ルートの中で一番仕事してないと思う。いや、一番ハウスキーピングしてるかもしれませんが(笑)唯一序盤で負傷してないルートなのに、要所要所で凛が遠ざけてるもんだからマスターと行動する率が低い印象です。
交差点に移動して、校舎の追いかけっこでも威力を発揮した防音結界をはって待ち伏せ。ここで葛木にガンドを撃つのを止めるか止めないかを選択させる意図がいまだによくわからないんですが、なんだろこれ。後日、葛木と対峙するアーチャーを止めるか止めないかというのはわかるんですけど…。止める方が正義の味方的なのかなーということでそっちを選択。ガンドをさえぎるキャスターのローブがCGで表示されるようになりました。この一枚絵はキャスターが空間転移で姿を消す際にも使われたりしてます。

ここまで来て今更ですが、まだ葛木先生の声に慣れていませんorz
声質はともかくとして、棒読みに近い口調がどうにも気になって。あまり抑揚をつけないイメージを持ってはいたんですが、RNで付いたボイスはどこまでもどこまでも平板です。

キャスター出現。
柳洞寺戦ではアーチャーが「固有時制御か空間転移か」といっていましたが、ここでは単に空間転移になってますね。現代においても魔法とされる神秘、という風にかかれてますけど、5つの魔法のうちの一つに空間転移があるのかなぁ。でもキャスターは魔法使いレベルではあるけど魔法は使えないから魔術師、という設定が合った様な気がするんですけど。…まあいいや、気にしない。
演出面ではhollow的に背景が動いたり一枚絵を動かしたりいろいろを強化されていますが、この辺は特に変更なし。攻撃態勢に入ろうとするキャスターの不意を付く形でセイバーが飛び出して、葛木との戦闘に。

殴られるセイバーの様子は、後に出る新規の一枚絵(突き刺し針をくらうセイバーのアップ絵)を部分使いする形で何度か表示される形になりました。カットイン多いので、テキストで想像するのをエフェクトで補完する、というPC版の手法よりも絵で見せる率がかなりあがってます。個人的な好みをいうと、基本的にはテキストだけで読ませるスタイルが緊迫感があって好きなんですが、この辺は動的で見ていて面白いシーンになっていますよ。翻弄されるセイバーの様子がPCよりもはっきり出ています。
セイバーの首に突き刺し針を喰らった瞬間と、締め上げられるセイバーの姿はそれぞれ一枚絵。喰らった瞬間のは、セイバーがなんだかすごい形相です。…ちょっとこれはヒロインとしてというか女子としてどうだろう…。締め上げられるところは赤背景にシルエットで、片手で吊り下げる葛木とのツーショット。

セイバー一時戦闘不能で、凛と士郎の二人で葛木と対峙することに。
拳を挙げて構える葛木の立ち絵が描き直されてます。PCでは顔が真横を向いていましたが、やや手前を見る形に向きが変わった……というか、たぶん顔の右側を書き足したんじゃないかと。
魔術師を始末しろ、という葛木の指示を退けてセイバーに向かうキャスター。ルルブレ狙いですね。葛木がこっちに来たので選択肢。
…実はここのBADの飛頭蛮な先輩とか「シロウぶっ血KILL」が妙に気に入っていたりしますが(笑)、ここはBADは見送って遠坂さんをかばいに。
折れる木刀が絵で表示されるようになりました。交差点でのキャスター主従戦はこの手の演出強化が多いです。
武器を失って死を思い描くモノローグからはグロい予想図がまるごと削除。fateでの初投影もそうでしたが、士郎はここで守れなければ女の子も死ぬ、という局面で強いです。完全にテンパリ切ったところで干将莫耶投影。
莫耶、それに重なる干将と、葛木の攻撃に耐え切れずに砕ける干将も一枚絵での表示。
士郎にかかった負荷は、PCでは画面全体にノイズがかぶる表現でしたが、RNでは円状にクリアな視界の外側がノイズでぼけている、という表現に変わりました。視界が狭くなったり感覚がごっそりと鈍くなっている感じがでてて、この辺はRNの表現の方が好きです。

セイバー復活でキャスター主従撤退。捨てゼリフを吐くシーン、PCでは思案するキャスターの立ち絵が一人だけで表示されてましたが、葛木と並んで立つパターンになぜか変更になってます。


―――――
もうちょっと先まで進んでるのでついでに書いておきますが、このあと士郎が麻痺したのは左半身。その話の中で「利き手である右手は動く」という文が出てきました。右利きだったのか。
ええとつまり、なにか。
雑木林にライダー追っかけていった時って、利き手つぶされた状態で追っかけていって、利き手じゃない方の腕でサーヴァントと応戦したというのですか。
ば、ばかだこの子は。前から知ってたけどばかだ。
いえ、双剣使いこなすくらいだから元から器用なんでしょうけど、でもね。

UBW 初投影

時間切れにつき絵だけー。イラスト 34.png
描いてて思い出したけど、レアルタ新規絵の士郎は総じてやけにシャツの丈が短いです。腹ちら率急上昇。
……冬場なんだからなんか着なさい。こっちは描くの楽しいからいいけど。

RN/UBW 8日目 夕食後まで

「なにふざけてんのよア―――って、あれ?」
イラスト 32.png


キャスターのマスター探し

凛の夢には、セイバーと同じ丘と新規の廃墟の絵の表示。
朝ごはんには藤ねえ来襲。自主登校時期と重なった3年生はほとんど登校しないことを確認。…Fateには確か3年生でてこなかったけど。
今日もセイバーを残して学校へ。
校門前まで行くと仁王立ちの遠坂さん(笑)
…猫かぶってないときは一成の名前は呼び捨てでしたか。すっかり忘れてました。というか、完全に猫かぶり忘れてるよこの人。お坊さんの生活についてのセリフが「檀家あっての僧侶なんだから」「山寺にこもってりゃ暮らしていけるなら明日にでも出家するわよ!」といった感じにになぜか変更になりました。PCにあった「托鉢」って言葉があんまり知られてないせいかなーとも思いましたが、たしか一成が士郎にお弁当のお肉分けてもらうシーンには「托鉢」が残ってたはず…。なんでだろ。
注目を集めまくる凛をどうにか弓道場前まで引っ張ってくると、マスター疑惑に重ねて積年の恨み(笑)もあいまって、一成に何か手荒なことをやらかす気満々。一成がマスターかどうかは士郎が確認することにして、結果はあとで連絡することに。遠坂さんは心配してくれるときは、なんだか指示っぽい言い方をしますね。わかりやすいけど。

昼休みは生徒会室へ。確認するタイミングを計り損ねて終了5分前。
時間がなくなったがゆえに士郎、単刀直入にサンプルボイス3です。…方法的には凛が桜にとった方法と大して変わらないわけで、シンプルでよろしいですが「ここまでやっておきながら何もないとはどういうコトだ」がどういうコトでしょうか。あっはっは。―――殺っちゃえバーサーカー。
TMさんは時々、狙ってるのか笑かそうとしてるのか、わかりにくいと思います。 
一成から見慣れない女がいる、という情報だけ引き出して撤退。初プレイ時は刺されて死んだっけなぁ。fateのときはもうちょっと詳しく聞けたので、同じ程度には聞けるんだと思ったんですけど。
ここで桜が慎二と一緒に無断欠席しているということも聞きますが、放課後の分岐で間桐邸前に行くと凛から弓道部は被害がひどかったので全員欠席だという話。いや、なら藤ねえ知ってるはずなんだけどなんで職員室で問題になってるんだろう?

幕間ではライダーを失った慎二が朝の教会へ。
言峰が慎二を「この教会始まって以来の使用者」と呼んでますが、第4次の自分のことは数えないんですね。第4次には言峰以外に教会に保護を求めた人間はいなかったってことでいいのかな。
「役に立ったのは女としてだけ」は削られました。
慎二にギルガメッシュ貸与。

放課後の三択。
CG回収のため、一回間桐邸へ。HFの伏線になったり、ギルガメッシュが間桐邸前にいるのが見れたりする分岐ですが、個人的には電話エピソードの方が見たかったので、分岐終了後ロードして遠坂さんに連絡。凛は先に帰ってしまっているので、遠坂邸に電話。
凛とは鮮血神殿発動後にも電話で話しているのですが、そのときは電話をかけてきたのは凛。士郎から電話するのは初めてですね。
士郎の声音はいつもどおりで、とくに抑えた感じではないです。凛の「貴方の声、電話だと少し違って聞こえたから」というのは冷たい声で、と書かれているとおりにポーカーフェイスっぽい、トーンを抑えた言い方でしたよ。

鍛錬のあと夕食。食後のお茶の時間は藤ねえとセイバーとで士郎の話に。
士郎の剣の腕前についての話から子供時代の話へ。セイバーの食いつきのよさが笑えます。
しかし「今はひねくれちゃったけど昔は可愛かった」って…、いや、アーチャーを見たら泣いて怒りそうだよ藤ねえ。今の士郎はまだ手のひらでころころできる感じが大変可愛いと思うのですが。
切嗣の話と、切嗣のまねばかりしていた子士郎の話。
「なぜシロウは正義の味方なのですか」と訊かれた途端に、頼りなくなる士郎の口調。テキストには「照れる」とありますけど、照れるというよりはあいまいに言葉を濁している感じが強いです。挙動不審な調子になって、席を立つ士郎。
居間を出て、部屋へ。

RN/UBW 7日目夜まで

UBW鮮血神殿。四体目の骨を薙ぎ払う。
イラスト 31.png

アーチャーの影響受け始め

7日目明け方は腕が剣に変わる夢。頭痛に悩まされたり剣の丘を見たり、UBWの士郎の夢はアーチャーの影響のほうが強いみたいです。
朝からセイバーと鍛錬して、1時限目遅刻。
朝の鍛錬ではアーチャーのイメージを取り入れたせいで士郎の技量が上がったことをつっこまれます。印象強かったわけだから取り入れたいわな。しかし、士郎の剣筋にはこれといった型がなかったって…ほんとうに藤ねえと士郎って、じゃれてるだけで剣道はやらなかったんですね。もったいない。…まぁ、あとで藤ねえに「剣の才能は全然なかった」とか言われてるので、藤ねえも真面目にみる気がなかったのかもしれないですが。

2限目前にクラスに付くと葛木先生とばったり。…この時期、試験前だったのか穂群原。聖杯戦争終了後の士郎の成績が心配になりました。教室に入ったら入ったで、慎二がご機嫌なような悪いような。悪いんですが。様子がおかしいのをみて「寝不足か?」って、士郎ずれすぎ。fateもそうですが士郎は慎二に甘すぎですよ。一成にマスター疑惑がかかったときのほうがちゃっちゃとやることこなしてるあたり、慎二は疑惑が強すぎて逆に追求できなかったんでしょうけど、その分事態が悪化するー。

昼休み、廊下に挙動不審な遠坂さん登場。
…消しゴム投げられて椅子ごと側転したかったのに、間違えて素直に出て行ってしまった、失敗。廊下でキレる優等生と、見なかったことにする生徒たち(笑)凛は、よくあれで猫かぶれてるなぁと思うことが多いのですが、周りの自己記憶消去によるところが大きいのかもしれませぬ。

冬の屋上で2人で昼ごはん。
黙々と食べて、昼休みも終わり際になってようやく本題。凛の令呪2つ目。…そういえば、凛の令呪を2つ以上消費するのはUBWだけでしたっけ?
5時限目は今日2回目になるサボり。お互いの魔術修行の話をしたりする。…士郎は衛宮姓になったのが10年前、その2年くらい後に魔術を教えられて、切嗣が亡くなったのが5年前。まともに教わったの3年だけですか、短いな。
この時点で、凛は士郎が養子なのを知らないので「生まれてからすぐ手を加えればよかったのに」とか言っていますよ。(fateでセイバーが士郎と切嗣に血の繋がりがないのを知ったのもライダー新都戦の直前で、割と遅いです)
話は間桐の話、慎二の話に移って、凛が慎二がマスターなのを知った上で地雷踏んだことが発覚。
…fateとUBWで鮮血神殿フラグ立てるのが凛というのは、慎二に対する凛の影響の大きさとか、士郎がフォローすべき凛のうっかりさ加減を出すためなんでしょうが、被害範囲が大きいだけになんか痛いですよ…

鮮血神殿発動後の生徒たちの様子はやっぱりゆるい表現。痙攣とか泡を吹くのも削られてるようですね。fateのときに出た、倒れてる生徒のCGは表示なし。
fateでは士郎ひとりが呼び出された上に、ライダーとの戦闘>蹴り落とされ>再度上がって慎二を詰め、という流れで時間食ってましたが、UBWの士郎はほとんど行動に無駄なし。二つ目の令呪でセイバー呼び出してから竜牙兵の群れの中に飛び出していくときも、ちゃんとセイバーを先頭に立ててます。自分が先頭に立っちゃってセイバーに怒られてたfateの衛宮邸襲撃を思い出しました。ちなみにここのセイバー召喚はPCと同じ演出。
……fateの士郎って、ほんとに女の子を戦わせたくないんじゃなくて、セイバーを戦わせて自分が守られるってのが嫌だったんだなぁ。セイバーも無駄に後方に下げられることがない分ストレスがないらしくて、UBWのほうが士郎と摩擦がない気がします。

4階にあるサーヴァントの気配はセイバーに任せて、椅子の足2本持って凛と一緒に1階の結界の基点へ。移動途中の竜牙兵はアーチャーを真似た二刀流で迎撃。凛に向かった1体が、今までにない勢いで叩き壊されるってのが……凛が絡むと一層力が入るらしいのがなんか可愛いらしいです。ここいらには砕ける竜牙兵のCGが入るようになりました。1階の3年生の教室(1階にあるのは2クラスだけ)に飛び込む直前で凛がトパーズ使って残りの骨を一掃。
基点の教室をみて動揺して冷静さを欠く凛と、てきぱきと動いていく士郎の対比。こういうのみると、いいバランスの二人だなと思います。慎二は相変わらずてんぱった演技がうまいなー。
ライダーの死因と傷はPCのまま。慎二が逃げ出したあと、教会に始末を依頼して弓道場前へ。セイバーから4階の気配はキャスターの影だった報告を受けたり、凛に「死体は見慣れてるから」と話したり。…奈須さんの作品では、死にかけた経験のある人間を特別に扱う傾向が強いような気がしますが、見慣れてるとかさらっと人に言うのはどうかと思うよ士郎。

騒ぎになる前に裏口から出るべく雑木林へ。
アーチャー合流。この4人の組み合わせ、好きです。アーチャーと凛の仲よさげな様子に微妙にむっとする士郎と、茶目っ気出してそれをつついてみるセイバーと。アーチャーとセイバーのやり取りも好き。…しれっと「セイバー殿」とかいうの見ると、ええどの口が言うかと思ったりします。元がアレなのに。アーチャーはライダーを知ってる様子ですが、生前じゃなくてこの召喚で会ってるとすれば柳洞寺周りかなー…。ライダーはキャスターに気づいて柳洞寺を張ってたので、前夜柳洞寺に行った際に鉢合わせてる可能性が一応あるんですけどよくわからない。
セリフはすごく微妙な変更があって、凛に怒鳴られて「最悪の間で到着してしまったか」というアーチャーの舌打ちだけがなくなりました。…何故に?時々入る凛の舌打ちは残ってたはずなんですが。
結界はなくなりましたが同盟条件が「学校のマスターを倒すまで」だったため同盟続行。キャスターのマスターについて色々推測をたてる中で、「ここに前例があるからな、キャスターのマスターが間の抜けた人間という可能性もゼロではない」「なるほど、一理ありますね、アーチャー」という息の合いっぷりがなんか笑えます。
…しかしアーチャー、それって自分で言ってて情けなくはないんだろうか…?
士郎とアーチャーの顔を合わせていたくない凛によってお開き。

学校の被害はfateほどひどくないので藤ねえも元気。
ただ、前夜の轍を踏まないためにセイバーは士郎の隣の部屋に移動。…ほんとうは同じ部屋で寝るつもり満々でしたが、士郎何とかそれらしく言いくるめました。口の達者さまで影響受けてるんじゃないだろうな(笑)
ここのシーンで出てくる「甘い!白玉あんみつチョコ饅頭並みに甘い!」という、セイバーのセリフ(実際は士郎の妄想ですけど)を実際にセイバーのボイスで聞けるのは楽しいです。「ド外道」とか「性根の捩れ曲がった野郎」とか本物のセイバーからじゃ聞けない(笑)
念を押されたので土蔵に逃げるわけにも行かず、眠るまでの間は凛のことを考えていたりします。結構寝る間際に凛のことを考える、というシーンは多いような気がしますよ。

※追記
指摘を頂いて、他ルートでは2回目の令呪はアーチャーの強制退去に使っていたことを思い出しました。何で忘れてたんだ私 orz
凛はどのルートでも2個使ってるということですね。(UBWではセイバーにも使ってますが)


8日目まで進んではいるのですが改めて。