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Web拍手レス

設定をいじった際に値を間違えて、数日の間メッセージ送信時にエラーが出るという不具合がありました。現在は直っています。
ご迷惑をおかけしてすみません。
メッセージそのものは送信されていたようですので、こちらでお返事します。

■プレイレポート/11日目出がけまで
>マーリンはアーサーの四代前から、ブリテンの王に仕え続けている魔術師ですね。むちゃ長命。変身魔法が得意で、老人になったり少年になったりして遊んでいたみたいです。
麻痺については前にも書きましたが、スイッチの有無と関連しているのではないかと個人的には思っています。まあ、無理にアーチャーの真似をしているから、自分自身とのズレがあるではないかという推測もできますが。

そういえばそんな伝承でした<マーリン
若い姿に変身しているんだと考えた方がすっきりしますね。
UBW投影後の麻痺については、急に回路を開いたことによる麻痺らしいのでスイッチ説が一番すっきりするかなと私も思います。fateでは凛の宝石を使うという、乱暴ではあるけど滅茶苦茶ではない手順を経て回路のスイッチをオンに出来るようになってますものね。

>11日目→残された味噌汁etcとデートイベント→帰って来たら拉致られているタイガー。
この状況から導き出される結論は、タイガーが残された料理を食べていたという事では無かろうか、と。
そして料理を平らげ満腹になった我らがタイガーが、眠くなって居間で大の字に寝転がり爆睡を始めたところをキャスターさんに捕まったのでは無かろうか、と。
つまり帰って来た士郎達が見たぐったりしたタイガーは、魔術で気絶させられたのでは無く、ただ単に寝てるだけだったりして。
もちろん実際は違うでしょうが(笑)

朝起きたら、作りかけの朝ごはんと空っぽの家……。多分、タイガーなりに何とかして食べたんでしょうねー(笑)
そのオチも大変楽しいのですが、実際のところは本文中に「キャスターに眠りの魔術をかけられていて、場合によっては眠り姫になりかねない」という説明があるので、残念ながらそれはないみたいです(笑)

■11日目 special date
>士郎の笑顔に胸キュン…。楽しそうな笑顔だけど、笑ってる自覚があるのかな…と思うと切ないです。UBWルートはどんどん語っちゃって下さい(ソースを袖で拭いちゃう士郎も見たかったですが… ^^;)。
プレイレポート、これからも楽しみにしています。
>ちょっ!その笑顔マジで反則ですっ!!!

ありがとうございます!この日の士郎の笑顔は思いのたけを突っ込んだので、そういっていただけるとすごく嬉しいです。
ソース拭いちゃうところを描くかどうか、とても迷ったんですよ。

■9日目の選択肢について
遅遅ですが、葛木先生にガンド~について。やる気の遠坂を容認すると好感度1upです。ここまできたらもう一蓮托生じゃーい!ってことなのかと(笑)
凛の好感度upの選択肢は思ったよりいっぱいありましたね。

送信いただいたときにエラーが出まくっていたようで、お手数おかけしました、申し訳ありませんでした。
止めないほうが好感度高くなるんですね、ありがとうございます!好感度関係ってたくさんあったんですね。
……PC版1周目で、12日目朝の行動選択肢がなぜか出なかったなんて言えない。

■11日目 遠坂邸到着まで
>ふむふむ、凛は放任主義と見ますか。確かに頑張るだけ頑張るまで見守るタイプだという感じはしますね。しかしそうすると自分で言っていた「委員長属性」というのは、誤った自己認識なんだろうか……。
その委員長属性っていうのがどんな属性なのかよくわからないんですが(笑)奈須さんの意図したものなのかどうか、凛は割と漢らしく投げっぱなしジャーマン(?)が多いですよ。UBWでライダーを失った慎二を「非力だから人畜無害」として放置するあたりとか。慎二自身のまともな判断力に託すならそれで正解ですが、非力だからといって悪さが出来ないわけではないのが人間なわけで。
…一番力いっぱい投げたのはHF終盤桜戦の「だからなに?」ですがorz
桜の逆上を誘う意図があったかもしれないというフォローはありますが、あれは本気でへこみました。

>守り守られな絵、相変わらず凛がいいですね。でも死にかけているはずの士郎が、ちょっと平然としすぎな気がします。
平然になっちゃいますか、難しいなー。
藤ねえ巻き込んだりセイバーとられたりエクスカリバーで刺されたりで、かなりまともな反応が出来なくなってる描写だったのでぼうっとした感じにしてみたのですが……画力が欲しいです。

>ルールブレイカーは私も疑問に思っているところです。やはり胸に刺すのが基本なのでしょうか。
支配権の奪取については、ルールブレイカーの機能ではなくて、キャスターの魔術だと解釈しています。キャスターは聖杯戦争の仕組みもほぼ把握し、サーヴァントシステムにも詳しいですし。ルールブレイカーは「魔術の破戒」ができるとは書いてありますが、「契約の奪取」ができるとは書いてないというのも、そう考える理由の一つです。

これもやっぱり本文や設定資料でのフォローがないので、個々人の解釈か考察サイトさんにお任せしたい部分ですね。


これは奈須世界の設定に対する私の個人的な感触ですけども、
奈須さんの世界における「設定」というのは、「過去・もしくは奈須さんの中で既に出来上がっている物語」「勢いのある文で表現した物語とキャラの裏づけと価値付け」を差すと思っているので、色々考えすぎるとかえってよくないと思われる部分も多くて、難しいです。



>どこまでも行って下さい。せみこさんのレビューが面白いです。やはり他人の着眼点は参考になります。
ありがとうございます。何かの役に立つと嬉しいのですけど。
UBWも終盤、一番面白いあたりに入ってきましたし頑張ります。

RN/UBW12日目 幕間・教会地下まで

イラスト 42.png最初は、覚書程度にいろいろ書いといて、あとで自分で検索して使おうぐらいに思っていたのがどんどん収拾が付かなくなりつつあります。どこまで行く気だ私。
っていうか、だから語りだすと止まらないよって前に。
11日以降はルルブレのマスター変更が話を面白くしてると思います。fateで不発った宝具がこんなに活躍するとは。
あとペンダントとかペンダントとかペンダントとか。

絵が2枚入りました。一枚は落書き。


幕間・遠坂邸。
アーチャーと藤ねえが関わる本編中唯一のシーンだったり、お互い引っ掛けあってるような凛とアーチャーの会話が面白かったりで好きなシーンです。PCでUBWクリアした後、真っ先にロードしたのがここでした。藤ねえへの士郎への思い入れで士郎の好感度大幅UPしたところだっただけに、アーチャーの伏線に気づいたときはもう。
「藤村先生なら自力でひょっこり起きそうだし」に「違いない」とか、藤ねえの人となりを知ってて愛着のある人間でなければでないセリフなんですよね。1周目で一瞬「?」と思いながら割と流し気味に読んでたのが悔やまれます。ちぇ。
アーチャーは藤ねえの件で、キャスターを始末しなければならない理由が増えたことになります。

ここでアーチャーがルルブレの性能を知ることに。
士郎はマスターでなくなったのだから2回目の令呪は解約だろうと念を押すように確認するアーチャーは、ちょっとしつこいというか、心なし余裕なさそうな声音です。凛は士郎が自分から降りない限りそれはないと答えるのですが、凛がそういう人間なのは痛いほどわかってる、と皮肉げな様子なので、アーチャーの契約破棄の計画はここで出来上がってしまったんだろうなぁ。

アーチャーとセイバーの関わりの示唆。記憶を取り戻したかどうかの確認。
……両方ともそらっとぼけたよ、この磨耗品。どこで身に着けたんだか、英霊になるまでに嘘つきスキルが増えてますねー。「あちらは知らないようだから、あまり深い関係ではなかったようだが」はこの時点で全然気づいてないセイバーに微妙に拗ねてるように取れなくもないのですが、そりゃこんな白くて黒くてでかいのは覚えがないと思うよ。意外と顔立ちそのものは変わってないけど、表情変わりすぎだし(笑)
でも「いくらセイバーが強いって言っても、守り上手なあんたが一撃で倒されるとは思えないのよね」って、あれ?
……………UBWのアーチャーって、体制崩されただけですよね?(思わずロードした)選択肢のあとに斬られるんだから、UBWに分岐した時点で無傷決定ですよ。
倒されてない。倒されてないから。
それはどこの別ルートの話ですか遠坂さん。

士郎の治癒能力はてんで働かず。セイバーとの契約が切れたから、と書かれてますがあとのアインツベルン城では鞘効果があるようなので、契約してなければ効かないと言うわけでもない様子。現界してて且つセイバーがそばにいれば一応効果あるらしいんですが、セイバーは教会で苦労してる真っ最中だからね。助けられるまでに魔力使い果たしそうになってたくらいだから、士郎に回してる場合じゃないだろうし。

凛がアーチャーをつれて街に出たあと、凛の部屋で目を覚ます士郎。
ふとおもったけど、藤ねえ寝かされてるのが別の部屋で、自分の部屋に士郎を寝かせるのですか、女の子。まぁ、主である凛の部屋が一番守りが堅いだろうしとか、理由つけようと思えば理由付くけど。士郎は士郎で熱で朦朧としてるのでそんなところまで神経行かない様子。凛が出て行ったのは麻酔で眠らされる寸前のことで覚えてるので、起きて出て行こうとする士郎。
……だから、痛そうなんだってば。中の人がこういう演技うまいせいで余計痛そうです。
倒れそうになって、化粧台ひっくり返し。
このシーン、化粧台ひっくり返して鏡割れなかったかが真っ先に気になったんですけどね。鏡台タイプじゃなかったのか、上にのってたか引き出しに入ってたかしたものをかき集めててペンダント発見。1日目を思い出し―――
そうね、あの時もそうでしたがなんで朦朧としながらも片づけをするんでしょうね、この主夫は。いや、それは置いといて。
ようやくあの時助けてくれたのが凛だったとはっきり意識する士郎。
遅いよ!(笑)
ていうか、ライダーに襲われた女子を助けたときの描写からすると顔までみてるっぽいのに、むしろなんで気づかないのかが不思議でならないよ!つうか、どっちかというと凛以外にありえないんだけど……まあいい。そこで追及しても割と色々台無し。

ちなみにこのペンダント。色からしてルビーかガーネットっぽい石なのですが、士郎によれば「水晶」。……士郎が言うんだから間違いなさげですが(まあ、fateで宝石とドロップの区別が付かなかったとかいうのは置いといて)こんな色の水晶って何。検索してみたけど、レッドルチルの目の詰まったのぐらいしかそれらしいのが見つからなかった……。割と不透明ですよ、これ。

この段階でははっきり書かれてませんが、アーチャーとの共感を辿って新都センタービルへ。
サーヴァントもいない、怪我人の士郎をこれ以上参加させる気のない凛はとことん冷たく、アーチャーと連れ立ってビルから飛び降り。ここら、結構好きなシーンだったりします。現状突きつけるだけ突きつけて、だから安全なところにいなさいという凛が好き。
……関係ないけど、このビル、屋上まではエレベーター通ってないってfateで言ってたんだけど。上ってきたのか士郎。これから降りるのか士郎。
が、頑張れ。

幕間、柳洞寺。
前の幕間で凛がキャスターの動向を掴んでいましたが、偵察役のアメジストの梟、ここで粉々に。凛は「キャスターは柳洞寺に戻ってない」といってましたがその後に戻ってきたわけですね。
キャスターに軽口叩いた末の小次郎開花をどうするのかと思ってたら、絵がないせいか普通に開花してましたよ。あばらー…。
山門から動けない小次郎、お地蔵さん状態で置いてけぼり。
聖杯戦争はおよそ2週間といわれてましたが、16日間が期間いっぱいいっぱいらしいです。

新都から衛宮邸に帰ってきた士郎。
……頭回らないせいでしょうが、まだキャスターに抑えられてる場合とかは考えないんだね。あと、遠坂さんちの戸締りはどうした。
もう眠いんだか気を失いかけてるんだかよくわからない状態で、とにかく寝て傷を治して、凛に追いつくんだと根性でおやすみなさい。

日付が変わって幕間・教会地下。シーン名変えざるを得ないあのシーン。
イラスト 43.png白ドレスセイバーさんの見所は背中だと主張する。

シーンタイトルが「囚われの騎士」になりました。タイトルが普通すぎてほっとしたような、もう一ひねり欲しかったような…。
言峰は追い出されてキャスターが地下聖堂に。
白ドレスセイバーさんの一枚絵は微妙に裾が下がりましたよ。
まあ、元の絵みたいに腰の上で引っ掛けないんなら最低そこまで落とさないと物理的に変だよねというあたりまで。

えーと、苦しむ声の色気度。
士郎>>キャス子さん>>>>>>>>>>>>>>>>>セイバー …くらい?

問題あるようなないようなあるような。
うんまあいいや。
主人公は士郎で、レアルタはお兄さん向けというわけでもなく、Fateは勢いで楽しむ、剣と魔法とガチンコの、殺伐と、かつ若干フェチっけはいった、甘酸っぱい系恋愛ものな冒険活劇だから。

テキストは実はあまり削られていないのですが、葛木のセリフが入る直前あたりはさすがに丸々なくなっています。
これだけでいぢめっこキャス子さんのねちっこさがかなり減量になっている気がしますよ。
隠れて行動してたはずなのになぜかいる葛木に状況報告すると、聖杯が見つかるまでキャスターの護衛をする、柳洞寺にいては望みが果たせないという葛木。
hollowで、葛木がキャス子さんに一目ぼれだったと知ってびっくりしたっけなぁ……

衛宮邸では、一晩眠ったものの熱が取れない士郎。無事選択肢がでるのを確認したので、あとは割と好き勝手に動けます。
まあ、好き勝手って言ってもFateは一寸先はDEAD ENDばっかりですが。

RN/UBW 11日目 遠坂邸到着まで

衛宮邸を逃れて遠坂邸へ避難。せいぜい夕方4時くらいなのにこんな3人が見咎められない深山町。
イラスト 41.png
UBWはアーチャーともども士郎が掘り下げられてるせいで、精神的に不安定な描写とか多くて、ときどきヒーローとヒロインが逆転している感があります(笑)
いいけど。
むしろ守り守られな、そこがよいけど。

夕方から荒れ模様

昼食が終わった頃から空模様が怪しくなったので、切り上げて衛宮邸へ。
バスから降りてすぐ、楽しかったかと訊かれて一瞬詰まりながらも楽しかったと答える士郎に「あんたは無意識にブレーキをかけてる」と凛から鋭い一言。
士郎の過去に何かあったらしいというのは看破しつつも「当初の目的は果たしたし、あとはそっちの問題ね」と、この時点では士郎の問題に深く頭を突っ込むつもりはありません。

桜に対してもそうですが、凛は面倒見がいいわりに結構な放任主義者なんですよね。hollowでイリヤにも言われてたっけ。こう、まっさかさまでも構わないから千尋の谷に叩き落してみて、上がってくるかどうか上からじーっとみてる、とかそんな感じ。

衛宮邸前まで来ると、切嗣の結界が壊されてます。前夜、凛に褒められたばっかりなんだけどな。
藤ねえは昨日泊まったまま、日曜だからと寝かせたままにしておいたので血相変えて土足で居間へ。
明かりのついてない居間には、眠りの魔術をかけられてキャスターに抱えられている藤ねえ。藤ねえと切嗣、衛宮邸で過ごした二人は士郎のウィークポイントで、この二人に関することには反応大きいですよ。この状況で、均衡を崩すようなまねをすれば凛でも  、と言うくらいですから相当でしょう。
PC版では士郎のモノローグで「藤ねえ」「殺して」などの言葉がいくつか空白で匂わされていましたが、レアルタでは「―――」で表記されるようになりました。雰囲気的にスペースの方があってるように思うんですけど……上手くいかなかったんでしょうか。
文脈でレート的に引っかかりそうなところも例によっていくつか改変になってます。

キャスターとの交渉開始。
キャスターの目的は、異能者の士郎をセイバーごと味方に取り込むこと。
交渉っていうか士郎のほうは、提案は呑めない、藤ねえ返せの一点張りなので交渉どころか会話自体なかば成り立ってません。キャスターはキャスターで自陣の有利さをアピールするために、街中の人たちから魂食いしてるとかいうもんで士郎はますます拒絶。
セイバーの魔力出力があれば今からでも聖杯を呼び出せるし、戦いもこれ以上する必要がない、という条件にはセイバーはちょっと揺らいだようですが、士郎が聞く耳持たず。「聖杯なんて関係ない、藤ねえを離せ」と繰り返すばっかり。

ここで、キャスターの口から士郎が第4次の被害者であること、衛宮の血筋でないことが明かされて、凛は初めてそれを知ることに。キャス子さん、幸運値どん底のよしみも含めて士郎が気に入った様子です。…嬉しくない理由だなぁ。
凛はただ驚くばかり、セイバーは目を伏せる描写がありますが、……あれ?セイバーはUBWでは士郎と切嗣と第4次の関係どこまで知ってるんだっけ…?まぁ、表面で何も話してなくてもセイバーなら夢で記憶を見ることで知れるんで問題ないか。 
カードを全部提示された上で最後の交渉持ちかけられて、選択肢。
杖になりたくないのでBADを避けてGO。いや、あれはあれで遠坂にとどめさしてもらえる数少ないBADで、魅力的なんですけどね(おい)

とことん喧嘩腰でキャスターの要求突っぱねるわりに、交換条件出す気はある士郎。……怒りすぎるとかえって冷静になるとか言いながら、すこしも冷静じゃないよこの子は。交換条件出す気があるならもっとわかりやすくやってください。決裂したらどうする。
士郎の交換条件は最後の令呪。
PCなら令呪とるから腕よこせというところなのですが、レアルタはちょんぱはダメなので
「皮ごと剥ぎ取りなさい、今ここで」
………うーん、エコーかけてもPC版ほどの「無茶言うな」感は出なかったですね。なにしろ藤ねえとの交換なので凛とセイバーがここで血相かえるほどの条件には見えなかったりしました。皮くらいならやっとけ的な。いやまぁ実質、皮だけじゃすまないだろうと思うんですけど。だって令呪引っこ抜くと神経も付い
―――やめよう、話がグロくなって来た。

セイバーは「大河はあきらめてください」とか言い出しますが諦めてなるか。黒セイバーにアゾット食らわせようが、幻のワカメルートで凛と敵対しようがそれが話の筋ならどんとこいですが、藤ねえはダメです。わたし的になんとなく。
キャスターに令呪を差し出そうと近づいた士郎に、キャスターは死んでしまいなさいと心臓めがけてルルブレ振り下ろしますが―――

ここ、不思議なんですがキャス子さんは何がしたかったんでしょう?fateでキャス子さんはルルブレは「儀礼用で人も殺せないナマクラ」と言ってるわけで。図らずもきれいに背骨に喰らった人が約一名いましたが、この場合セイバーと士郎の契約・令呪とも異変はなし。……ルルブレは胸につきたてて使う物っぽいのですが、マスターの胸につきたてればマスター権奪えるんでしょうか。
だってほら、hfラストで使った時ってマスター権が士郎に移ったわけじゃなかったし。

ともあれ、士郎の危機と見たセイバーが突っ込んできてキャスターさんの思惑ならず。
キャスターの矛先が藤ねえにむきかけたところで、士郎思わず令呪でセイバー制止。UBWではここで令呪使い切りですね。
セイバーはルルブレされて、令呪は3つの状態でキャスターに。
うーん、手袋の上から浮かび上がってるなぁ。
令呪は服で隠せるんですが。
というか、士郎は聖杯戦争中、令呪を包帯と長めの袖で隠してる、という描写が一応あったりするのですが、絵的に見せにくいという理由からか絵でそういうふうに描かれてる場面はないですね。
ルルブレされたセイバーの額にも刻印が浮かび上がってるらしいのですが、これも確か絵では描かれてなかった記憶が。

セイバーを手に入れて気をよくしたキャスター。
「大切な人なんでしょう。なら最期まで守り通しなさい」というセリフからすると、藤ねえを助けようとする士郎の様子も癇に障りつつも気に入った様子。
藤ねえと士郎を見逃すことにして、今度は凛に矛先が。逆らうセイバーにいきなり令呪使用。思わず凛の盾になって左肩を刺される士郎。
ここの「セイバーが遠坂を斬りつけるのなんて見たくなかった」というモノローグで、プロローグで斬られたアーチャーを思い出しましたよ。UBWでは無事ですけど。
泣きながら剣を引くセイバーと、スキをついて逃げ出す凛と士郎。手負いの士郎が藤ねえ抱えたままで逃げ切れてるので、キャスターは追ってきたわけではなかったんでしょうがとにかく遠坂邸まで走って逃げてきて、既に朦朧としてた士郎、藤ねえを引っ剥がされたとたんにダウン。
……呼ばれる前に来てよアーチャーorz


この後の幕間での凛とアーチャーのやり取りの駆け引きめいた雰囲気が好きなのですが、声には駆け引きっぽい雰囲気はあんまりないですね。
ちょっとしょんぼり。

RN/UBW 11日目 special date

3人デートは追加エピ有りです。
メガネ屋さん・バッティングセンターに行く前に喫茶店に寄る話が増えました。セイバーがここでもはらぺこさんに。というか既に凛陣営の人と化してます(笑)
イラスト 39.png
降水確率、午前中0%


新都のファッションビルの名前が「ベェルデ」から「ヴェルデ」に直ってました(笑)hollowのが標準でいいらしいですよ。
新都の駅前から走り出すシーンまではPC版と変更ありません。士郎の「行くぞセイバー、はぐれるなよ!」がやたら気合入って戦闘指示ノリになったのが面白かったです。

この後何箇所か回ったあとに休憩がてら喫茶店によるところでエピソードが追加に。
女の子2人が甘いものをとろうというのに士郎だけがブレンドを頼もうとして、セイバーに糖分はとったほうがいいと忠告されます。
「私も行軍中は隠れて甘い果物をとったりしたものです。ところでこれなどいかがでしょう」とか言ってマンゴーのデザート勧めたりする王様。…え?あれ?忠告?
士郎がオーダーしたのを一口分けてもらおうという腹らしいです(笑)
こういうときは士郎におごってもらえば士郎は甲斐性見せられるし、女の子は食べたいもの食べられるしでOKなのだという凛の主張に本気で感心しているセイバーさん、完全に自分が誰のサーヴァントなのか頭から抜け去っている様子です。しっかりしてー(笑)
あきらめておごる気になった士郎。
このあとアクセサリー屋さんを冷やかそう、ということでどうやら凛は3人で楽しめるところだけでなくセイバーよりの場所も取り混ぜたりして場所をチョイスしていたようです。ちなみに喫茶店背景は描き起こし。

バッティングセンターに行く前に公園に寄ったところもPCまんまです。
…黒ぶちメガネの坊ちゃん士郎の立ち絵、ちょっと欲しかったのにやはりありませんでしたよー。いや、あの立ち絵にメガネの士郎ってものすごく自然に思い浮かぶんですけど(笑)
士郎の背はまだ伸びる、といった根拠を聞かれて一瞬詰まる凛。…なんだろうね。凛が確信するのはペンダントが2つあると知った瞬間ですから、この時点ではなんとなくアーチャーと士郎がダブる、という感じだったのかなと解釈しました。

バッティングセンターの他に候補に上がった水族館は、たしかhollowでもライダーと出かけたときに候補に挙がった記憶があるんですが、結局行ったことなかったですねー。

士郎を引っ張って行く凛、そのあとからついてくるセイバーという構図は大好きです。平和だ。
あ、あと誤字パッチで埋まってなかった誤字が直されたのを見つけたので書いておきますが、士郎がこんな幸せには自分には分不相応だ、と思う場面の「何か檻のようなものが落ちてきて」は「何か澱のようなものが落ちてきて」に変わってます。

遅めの昼食で再び公園。
公園2回と喫茶店、休日を楽しむ3人の描写が3回になったことで今日一日ホントに楽しんでるなという感じが強くなりました。
「セイバーって遊びに負けると怒るタイプだったんだ」というセリフは士郎のセリフだと思ってたら、凛のセリフでびっくり。
ところでこの時点で猫をかぶっているらしい遠坂さんは、フルパワーになるとどうなってしまうんでしょう。…まあ、カマかけのような気はするんですけど。

今日は体の調子がいいんだといわれて安心した様子の凛と、昨日からの大騒ぎの理由がやっと納得いった士郎。問いただす士郎に、しらを切る凛のやり取りが好きです。

「確かに昨日は楽しかった」
「でしょ」
「うん、何もなかったけどありがとう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きすぎる。


「―――なるほど、そっか」
イラスト 40.png
好きな相手を照れさせるっていうのは、すごく幸福な感じがした。

RN/UBW 11日出がけまで

イラスト 38.jpg
―――俺には、そんな余分な願いを持つ資格がない。

UBW中~終盤は描きたいシーンが多くて迷います。
迷ったので鉄板。
なにげに見所の多い夜


大丈夫だと思うけど教会で好感度足りなくなったら笑えないので三択は凛で進行。

作戦会議の続きをするということで凛と縁側へ。
衛宮さんちは冬でも縁側は比較的暖かいそうで。たしか士郎の部屋も夏涼しくて冬暖かいとか…。あ、そうか。士郎が最初に自分の部屋決めるときに一番いい部屋とったのは構造把握能力のせいか(今書いてて気づいた)

昼から引っ張ったわりに、「攻めるのは無理なんでおびき出す」と会議あっさり終了。衛宮邸の結界の話から遠坂邸の結界、お互いの魔術との関わり方の話に。
遠坂さんちの結界は「侵入者お断り、ただし入ったら最後出てくの禁止」という結界だとか。士郎は入ったんで、出て行かなくていいですか(笑)

凛は「快楽主義者だから楽しいことしかやらない、義務も学校も同盟も楽しい」という頼もしいお返事。
が、こう言われると話ふられて困る士郎。笑顔の印象強いわりに普段笑わない、楽しまないという設定の人ですから。…衛宮さんちは色々楽しそうなんだけどな。タイガーとかタイガーとかタイガーとか。
詰まる士郎の様子に空気一変。促されて答えた士郎の返事に遠坂さん怒り心頭。
「似てる似てると思ってたけどここまで同じとは思わなかった!」って、普通にまだ「同じ」とは気づいてないってことでいいんでしょうか。翌日の「いい男になる」発言あたりはもう気づいてそうな含みもありましたけど。
アーチャーの記憶への凛の感想と、fateのセイバーの記憶への士郎の感想がここでかぶりますね。「どうして誰も言ってやらないのよ」と。似たもの主従…。

腹が立って仕方ないらしい遠坂さんの宣戦布告。
「いつかの続きか?」といわれて否定もしない辺りが凛ですねー。
居間へ戻って、凛を遠坂邸へ送って行こうとすると既に泊まることが決定事項に(笑)藤ねえもお泊り。
慌てて凛を探すと、すっかり着替え終わった凛。
士郎は私服の凛が家の中にいることに慌てまくりますが、家の中だとそんなに勝手違うかなぁ。…あと、アーチャーは生前から凛の荷物まとめたびたびやらされてそうな気がしますよ、あーあ(笑)

0時過ぎになってから鍛錬。
強化の練習しながらアーチャーの模倣をしてることを考えてると、セイバーが様子を見に。切嗣の話とかマーリンの話とか。
…マーリン「あの老人」って言われてるよ。声若かったのに。たしかセイバーの在位期間10年って設定だったと思うんですが、それじゃあの声から老人にはならないような。
そんな感じで雑談してるうちに本題に。散々お皿割りまくったのみててさすがに麻痺に気づいた様子。状態をセイバーに説明してるとアーチャー登場。土蔵はアーチャーにとっても自分の工房ということになるせいか、衛宮邸でアーチャーを見かけるというと必ず土蔵周りなんですよね。さすがに一番馴染みがあるからかしら。

柳洞寺の一件でアーチャーは「邪念のない危険物」認定されたので、セイバー警戒態勢。それを抑えてアーチャーに状態を見てもらいますが、fateルートではこんな麻痺はなかったのは何でなのかなぁ…。イリヤ負ぶって森通過して帰ってきてましたよ。凛に「壊死しててもおかしくない」とか言われた割に、肌の焼きつきくらいしかなかったはず。
えーと、とりあえず士郎の剣投影に使ってる回路は主に左半身の神経にあるってことでいいんでしょか。たしか教会で2人でGOBもどきしあったときは2人とも差し出したのは左腕だった記憶。
翌日一日は魔術使うなって言われましたが、さっき強化使ってたのはいいんかな。 
「理想を抱いて溺死しろ」の意味合いを尋ねてセイバーもろともお説教されモードに。

11日目。
夢に出てきた「正義の味方になりたかった」というモノローグに切嗣の声が付いたので、これが士郎の夢ではない、と印象が強くなりました。麻痺は取れてますが頭痛。…士郎の頭痛は投影のときとアーチャーに反応したときと両方あるのでどっちのせいなのか。
しかし何でこの子は日曜に6時半に起きるのか。まめすぎ。
誰も起きてないけど食パン消失で選択肢。
…豆腐屋の若旦那に豆乳もらうのも結構好きなんですが、ここは猫パジャマで。…何故に第2ボタンまで開いているのか。凶悪な。
凛のお弁当は3段重ねかー、えらいなー。
ベタな展開ですが、猫パジャマと部屋から出たあとへたり込む士郎がかわいいので良し(笑)

8時半になってセイバー、凛と起きてきましたがパジャマで動揺した士郎が不審すぎ(笑)「今朝はジャガイモとたまねぎさ」って。
パン食がダメになったので和食で朝ごはん作ってたのですが、これからデートするんだからぐずぐずするなと拉致られました。セイバーはデートの意味がわからないせいかノーリアクション。
って、あれー?朝ごはん食べないの?ていうか作りかけー!!

アレ3

箇条書き。ネジ何本か抜けてる。

・ランサーの絶命シーンのラフをご馳走様でした。
レアルタにもなかった、という話は聞き及んでいたのですがやっぱり出す予定はあったのですねー。
・・・・・・・・・この構図で十分すぎるほどだと思うのですが、確かにあのテキストに1枚絵入れるというと、組み入れ方に悩みそうですよね。
・遠坂姉妹に和みました。
・レアルタサントラの没ジャケット絵のセイバーさんがすごいキレイなんですが。
現行のは現行のでいいと思いますけどもったいないなー。
・レアルタ新規絵のアップもそうですが、士郎は向かい風が吹くと前髪がアンリ分けになるのですね。
・27歳藤ねえ。
これも没なんですかorz タイガーかわいいよタイガー。
・茸堂
武内さんの迷走時のストレス解消法は普通じゃなかろうかと思うんですが。自分で描きたいのにうまくいかないってときに、他人が似たものを形にしているところなぞ見たって悶々とするだけだと思うんですけど、文字書きさんだと違うのかどうか。
・なぜなにTYPE-MOON
またそういう嘘設定を(笑)
・moriyaさんの絵が好きです。
・ご○ろく
…なか○は引越しで遠くなったんでしたっけ?
・ヒロインレビュー
Fateに金髪碧眼のヒロインなぞおらぬ。と一応つっこんでみる。聖緑の瞳、聖緑の瞳。
あと、武内さんの10/9/6に泣いた。誰か桜にもっと愛を頂戴。それから、自分で和服に皮ジャンとか言わない。
なにげに三枝さんのスペックの高さにひれ伏しました。イラストかわいいよ。
・simoさんのカラー
………………桜がすごいことに。
・こやまさんのカラー
やっぱりレアルタのバス内のセイバーの塗りはこやまさん担当の気がする。

正直、そろそろFate設定集とか画集とかそういうものも出しませんか。月姫読本PPみたいなやつ。
まとめて本で見たいなぁと思うものが多すぎです。

今月のDNAFateアンソロ。

結論から言おう。

大当たりでした。 

故に買うとよいと思うよ。嗜好品なので買って好みに合わなくても一切苦情は承りませんが。個人的にツボに入りまくったので抱えて小躍りしておりました。
今月はsnですが、レアルタが出たせいか全体的に原点回帰気味。

■個人的お勧め
・本編ででていなかった小次郎vsバーサーカー戦シリアス(黒瀬さん)
黒瀬さんはここしばらくバトルシーンとか女子のかわいさとかを強化していた感じでしたが、今回両方の良さがすごく出てると思います。巻頭。
・こちらも本編補完。UBWで囚われた凛とアーチャーのやりとりシリアス(KAYさん)
もともと本編準拠度の高い、とても好きな描き手さんです。アーチャー視点。凛が自分の目的にとって除くべき障害だと認識しながらエミヤシロウであるが故に手を下せないアーチャー。
本編で凛を慎二に引き渡したシーンはなにかと物議をかもしがちなところだと思いますが、もし間にこんなシーンがあれば胸に落ちただろうなと思う、そんな1本。
・故切嗣と藤ねえと士郎(祥寺さん)
何も打ち明けてくれない衛宮邸の子供たちに、自分にとっての切嗣みたいに接しられたらいいなと思いながらそんな風になれていないとブルーになる藤ねえ。そんなことないという士郎。
この3人の組み合わせ好きなんですよ。子藤ねえの年齢が低めに設定されているようですがたくさんでてきますよ。かわいいです。
・HFトゥルー後の士郎と桜。(音乃夏さん)
ゆえに士桜。どことなく強くて、幸せそうな桜ですよ。トゥルーで、士郎の体が桜からの供給でもっている、というのは長く士郎に対して負い目のあった桜が、士郎のために出来ることの一つでもあるんだよなーとか思いました。…シチュエーション自体はいいと思うのに本編でなんだかなぁと思ったのは、HF中盤の士郎と桜の関わり方があまり好きじゃないせいかもしれません。あと、おにぎりエピソードはsn中の士郎と桜のエピソードの中で一番いいエピソードだと思います。(何でエピローグでしか出て来ないんだ・・・!)

士凛ものは、士郎と凛で凛の服を選びにいく話があります(RikaONさん)

Web拍手レスとか

拍手とメッセージをありがとうございます。


>「あててんのよ」は、ジャンプの漫画が元ネタです。ヒロインのそのセリフ”だけ”が人気がでたような漫画でした……。
ジャンプ漫画でしたか!しかしなにかものすごい路線変更をしているんですね…アンケート重視戦略の弊害でしょーか。無残な。

>葛木が若々しい! ここの士郎vs葛木で、士郎が凛を守ろうと、投影に覚醒するシーンは大好きです。
守護者の記憶についてですが、セイバーは「聖杯を手に入れたら、その代わりに死んだ後は守護者になる」と契約したので、まだ守護者としては活動していません。
空間転移は擬似的なものと、純粋なものがあり、純粋な方が「魔法」扱いですね。キャスターのはアーチャに言わせれば「魔法の真似事」。五つの魔法は、魔法扱いされるものの中でも、規格外の代物なのではないでしょうか。

なんかメガネはずすと若返りがちなんですよ、葛木…orz
いやセイバーが本編の時点で守護者でないのは承知の上で。サーヴァントの記憶ってどこら辺まで見れるのかなーっていう話です。
キャスターの空間転移については奈須さんのみぞ知るって所でしょうが、落としどころとしてはその辺かなと思います。

>レポートお疲れ様です。蛇足で申し訳ないのですがちょいと。葛木先生へのガンドを止める止めないの選択肢は、レアルタ攻略本によると凛の好感度が+されるされない、の選択肢みたいです。
蛇足じゃないですよー、情報ありがとうございます!好感度変動に関係あったのですね。……ん?この場合、半信半疑状態の凛にストップかけるのと、やる気の凛をそのまま容認するのとどっちが好感度上がるんでしょう?

>>何でこんな無駄に長いんだ
>それはせみこさんのUBWへの愛が深いからだと思われます。好きなものについては、つい語りたくなっちゃうものです。
なのでもっと長くなってもオッケーですよ(笑)

そうか愛か…!愛ならは確かにガロン単位で売っても有り余るほどあまっています。しかしこれ以上長くなるのもどうかと思うので、この際レポート1本分の進行範囲を短くしようかとか(一緒だ)

>二人羽織凛は「ににんばおりん」で正解です。
隙あらば後ろから士郎に取り付こうとするのが二人羽織凛ならば、耳元で蜜語を囁かれていてもたってもいられないのがけだもの士郎なのですよ、多分。

みつご とな。
士郎と凛のイメージは、凛が士郎を挑発して士郎がムキになったりしてがーっといっちゃうイメージです(笑)
凛は強気のときも、ペース崩して慌てたり脆くなったりするところもかわいいですよ…!

>ふじわらさん
ひぃ。同じペースでやるとふじわらさんの進行が遅れまくる可能性大なので、ほっぽって先に行ってください…!あと、うちで書いてもかまわず書いてください。ぜひ。
UBW11日目以降は面白くて一気に進んでしまうところですが、レポートは思い入れが強すぎてペースダウンしそうな予感が…。
見てくださっててありがとうございますー。

RN/UBW 10日目 夕食後まで

イラスト 37.png9日目夜から10日目にかけては初めての剣投影の負荷がもろにかかるところ。
左半身の感覚のなさがしばらく尾を引きます。

士郎の自分への無頓着さ加減にひやひやする一日。

キャスター陣営が柳洞寺にこもってしまったことに歯噛みする凛。
と、「投影できるなんて聞いてない!」と食って掛かられました。うん、それはね、話の都合というやつだよ。
何が出来て何が出来ないのか。訊くだけ訊くと考え込んでしまうのは凛のクセのようですね。

とにかくこの日はもう帰って休もうということで撤退。
この辺はPCとあまり変わりありません。いったんは眠ったものの、反動に耐える士郎のセリフが「そんなの男なんだから、当然だし」から「そんなの、当然だ」に変わったくらい。
な、なんだろう、ジェンダーフリー?

幕間は間桐邸、地下修練場。
ギルガメッシュと慎二。単語単位でいくつか直しがある以外はここも変更なし。突合せしてみないとわからない程度です。
…間桐さんちは日当たりと風通しが悪くて遠坂さんちより大きくてついでに蟲さんがたくさんいる…。
なんか湿った音のする地下室見てて、こんなうちのお掃除やらされるのはいやだなぁと思いました。壁裏がばいおはざーどな感じになってるよ、きっと。hollowで、お手伝いさんが居つかないと桜が嘆いていましたが、絶対じい様のせいだけじゃないと思う。

10日目朝。
前夜士郎がうなされ始めたのが0時少し前で、起床時間まで7時間。眠気のなさから3時間くらいは眠れていそうだということなので、どうやら苦しむことおよそ4時間。……相変わらず体力あるなこの子。あの苦しみ具合からすると眠ったというか、最後の方はもう気を失ってたんじゃないかと思うんですが、苦痛だとか自分の体の調子とかにどこまでも無頓着な士郎、痛みがなくてとりあえず体が動くのなら普段どおりに生活する気満々です。
さすがに不自由なので、包丁を使わずに出来るもので朝食。…衛宮邸でご飯時に包丁の音が聞こえないだけで、ものすごく手抜きされたような空気が漂うのは何故だろう。いや、珍しくインスタントのクラムチャウダーが食卓に上ってはいるんですが、ベーコンと卵とサラダまで揃った立派なパン食ですよ?
虎の鼻はごまかせなかったようですが。
昨夜は折りよく衛宮邸に泊まっては居なかった藤ねえがやってきて、鮮血神殿の被害が大したことがないのを教えてくれます。ああ和む。さりげなく、士郎が藤ねえをすごく頼りにしているのが窺えるシーンです。

土曜なので学校は半日。
セイバーさんはお昼の作り置きがないのが気になって仕方ない様子。士郎はお昼は帰ってきて作るつもりでいるのですが、
……あきらかに具合が悪いという自覚を持ってくださいお願いします。
吐き気のある、しかも不自由な左半身引きずって登校。士郎には「自分の体の不調に負けるのは、鍛錬がなってない証拠」という困った持論があるので、あほかこの子はと思いつつどうも心配になります。いや、あとのアーチャー戦に引いてくる為の持論なのはわかりますが、正直むちゃくちゃですよ…

案の定授業内容なぞ頭に入らず、遠坂さんとの定期連絡さえ頭から吹っ飛ぶぼけぷりで帰宅。門前でようやく凛と連絡取ってないことに気づきますがとりあえずご飯。士郎は主夫なのでエプロン装備。
で、この日何枚も割りまくるお皿の被害第一弾。この時点ではセイバーも「疲れているのですね」程度のことしか言いません。
気にしなくていいから簡単なもの作ってくれといわれて、そりゃ料理に怪我した血が混ざるようじゃ台所担当失格だとか言う士郎。
・・・・・・・この馬鹿を誰か何とかしてください。セイバーが言ってるのはそういうことじゃありません。ていうか、片手利かないくせになに南瓜料理とかしようとしているのかこの子は。普通に無理です。

いくつか献立を省略して、鳥の照り焼き下ごしらえを始めたところで、すっぽかされた凛来襲。
衛宮さんちは周りに家が少ないそうで近所付き合いは少ないけど藤村組の若衆は来る様子。…ご近所にどういううちだと思われてるんだろう。豆腐屋の若だんなとか零観さんとかネコさんとか、士郎はご近所の大人に愛されているようなので、ご近所づきあいが盛んなんだとばかり思っていましたが、実はそうでもなかったようです。
テリトリーに赤いあくまを入れまいと抵抗するのを読み取られて、あっさりと侵略者進入。うむ、最序盤のときといい侵略行為によどみがないね遠坂。

お昼ごはんと座卓の定位置を奪われつつ、作戦会議。
fateでも話した柳洞寺の結界にお手上げ状態。凛とセイバーの息の合いっぷりが好きです。この2人は主従としてより、戦友として意気投合しているのがいいなぁ。
夕方6時で家主は夕ご飯の支度。お客さんは期間延長で居座る気満々。サーヴァントはお客さんと仲良しなのでお客さんの味方です。
…家主はお昼から6時間、エプロンつけっぱで違和感も何もなかったようですよ。さすがだ士郎。

たら鍋の支度をしてると藤ねえ帰宅(…ん?帰宅?)
この日はうっすら雪模様。衛宮邸は山よりなので冬木市にしては寒い方ですが、ことに冷える様子で別のシーンでは士郎が半纏買おうか検討するほどですよ。……どうでもいいけど、似合いそうだな半纏。
凛来襲に周回遅れで反応する藤ねえのセリフが語尾だけ変更になってたことに気づいた。このレベルだと多分声優さんの演技とのすり合わせ…。
ああ、聖杯戦争と試験前が重なって大変だと思っていたら、試験前だとここで「試験勉強のため」というお題目が使えるのですね。

食事のあとの洗いものでお皿を割りまくる士郎。
…いや、遠坂を牽制してないで助けてください姉貴分。4人分の食器、20分もかかって洗い終わってないよこの人。
凛はアーチャーから投影負荷の話を聞いているので、じっと士郎を観察しています。お皿4枚目で洗い物係交代。台所といえば桜と士郎のテリトリーなのですが、水仕事する凛に士郎が見ほれる、なんてちょっとレアなシーンに。
…このシーンも実は1枚絵を期待したシーンでしたが、さすがに変更なしでした。

お風呂上りの午後9時。
藤ねえは居間、セイバーは道場、遠坂はどっかその辺(実は土蔵)。
ここの3択はそれぞれにおいしくてどれも好きですが、個人的一押しは「ミカン」。
セイバーへの差し入れを藤ねえに任せて、珍しく寝転がったりして寛いでるところへの不意打ち、

「でも士郎、セイバーちゃんより遠坂さんが好きでしょ?」
「うん」

が、よすぎ。藤ねえGJ。超GJ。
各ルートでヒロインと士郎の仲をつついてくれる人ですが、この不意打たれっぷりが一番好きだ…!
セイバーを選んだときのは「・・・・・・・・・・・・・雑でした」がやっぱ名言(笑)
凛を選ぶと、凛の取り扱い方を覚え始めた士郎のファインプレーが見れます。うん、hollowでなんか足りないと思ってたら2人で主導権を取り合う、この丁々発止のやり取りの切れが足りないんだなと今頃気づきました。士郎と凛はこの会話の攻防が楽しいんですよ!

で、なんだかんだでロードを繰り返して3つとも見てしまったのですが、どのデータでセーブしておくべきかな。

私はそろそろ文を端折ることを覚えた方がいいと思う。
何でこんな無駄に長いんだ。

RN/UBW9日目 葛木襲撃・撤退まで

1週間近く放置になってましたが、プレイレポート再開です。
イラスト 36.jpg
葛木先生描くのむずかしい。
毒蛇百芸を描いたはずなのになんでほわたたたになってるのかなぁ。
ほぅわちゃ。

9日目の葛木戦はOtherギャラリー枠に入るような戦闘中の小物の絵がいくつも増えていたりして、演出がかなり強化されました。
…別ルートとはいえ、ヒロインのはずのセイバーさんのスゴイ形相も増えました。
いや、そこは増やしちゃいけないところだと思うんです武内さん。
増やしてもいいけど、女の子としてその形相はかわいそうすぎだと思うんです。

UBWの華はまっとう且つ派手な戦闘

自室で「正義の味方」とか「理想を抱いて溺死しろ」とかぐるぐるする士郎に続いて、凛の夢。
初めて記憶の持ち主が「男」であると書かれ、夢を見ているのが凛であることがはっきりしてきます。ここで出てくる凛の「わたし、その一点だけは絶対に認められない」という独白が好き。頑張ったら報われなきゃ嘘だと、他人の努力に対して本気でそう思えるところがいい子だと思う。…fateでは士郎もセイバーに対して何度も同じことをいいますが、士郎が自分のことには無頓着というかそれこそ計算対象に入れてないのに対して、凛は自分のことも他人のことも大事なものだと思ってるからこそいろんなことに本気で怒るタイプのような気がしてます。

夢はこれまでに何回か繰り返して出てきていますが、この日は今まで見たことのなかった「守護者契約」の記憶を見ることに。現代の廃墟の絵の色味を変えて、焼けている街の背景。士郎はこういう場面に出会ってしまうと弱いだろうなぁと思います。なりふりかまわず無茶しそう。
10年前の火災のような赤い風景。
RNは基本的にモノローグや回想中のセリフにはボイスが付いていますが、契約の言葉にはボイスは付いていません。
守護者契約と、それをしてなお叶えられなかった理想―――で、ふと疑問。
どうもここの凛のモノローグを見るに、守護者になった後のアーチャーの記憶も見ているようなんですが…それはまた随分と詳しく見たなぁ。fateの士郎とは随分違うけど何でだろ。
士郎はセイバーの生前、瀕死になったあたりまでは夢で見ましたが、本人から聞くまで契約の内容までは把握してなかったので…ラインがよく繋がってないとかの違いがあるのでその辺の関係なのかな。
まあ、守護者の「記録」「記憶」関係の話になってくると、重箱の隅をつついてるうちにうっかり穴を開けかねないのであまり追及しない方向で。

目が覚めて、遠坂邸。
生前のアーチャーに対する凛の感想は「熱血漢で、今より素直だったっぽい」。うん、おおむね把握してる、正解(笑)
この時点では、凛がアーチャーの記憶を見たことはまだ秘密。士郎とセイバーはそれぞれがお互いの夢を見てましたが、アーチャーも凛の記憶を見た、という描写は特にないですね。
当のアーチャーはどうしてるかといえば、同盟破棄させようと朝からしつっこいです。語調が次第に余裕なくなってきてるというか、幾分苛立ってきてます。2つ目の令呪は「同盟中は衛宮士郎を襲わない」なので同盟破棄になれば無効化できるのですよね。が、凛はアーチャーの為にも士郎の為にも同盟を解かない。このせいでアーチャーは別方向で令呪を無効化する方法を画策することになるわけですが……

朝の衛宮邸。夜の遅さはともかく朝は十分健康的な起床時間だと思いますが、士郎的にはここ数日の目覚めの悪さが気にかかる様子。
士郎の夢もアーチャーに引きずられているようで、fateではエクスカリバーばかりが浮かんでいた剣のイメージもUBWではもっぱら干将莫耶。「気に入ってるよ、悪いか」というふて腐れた声の調子が反抗期入りかけのがきんちょぽくてなんかかわいいんですが(笑)

学校に行って、キャスターのマスターの手がかり探し。
士郎は異状感知が得意なので休み時間中校舎を走り回ったようですが、手がかりなしで生徒会室でお弁当。
士郎は葛木の呼び方が「葛木」だったり「葛木先生」だったりまちまちですね。葛木が一成の兄貴分だという話で、柳洞寺と柳洞寺の女性客、葛木が関連付きました。
……一成って、hollowでは普通に「キャスターさん」って呼んでましたが、snでは全然名前教えてもらえてなかったんですね。そりゃさぞ不審だろうに、心広すぎです柳洞寺。

放課後、凛に報告した途端に襲撃計画成立。
マスターかどうかどうやって試すんだ、と訊かれて「衛宮君のときといっしょ」と応える凛のセリフは、テキストでは「いっしょ、という響きが甘ったるく聞こえる」と書いてあるわりに特別甘ったるくはなかったです。それ以前に全体的に声質が甘ったるい、というのは置いといて。
ちなみに、子供の頃の凛と士郎が公園で一戦やらかしたことがあったかも、という話がちらっと出るのはこの辺ですね。
襲撃場所は柳洞寺に向かうのには必ず通るという交差点ですが、待ち合わせ場所はなぜか新都との境にある橋の下の公園。
……遠坂邸も衛宮邸も柳洞寺も穂群原も深山町側なのに何故街境まで出るんだろう。

うちに帰ってセイバーに作戦説明。
fateでも片鱗はありましたが、UBWからはらぺこ度が上がっています(笑)ご飯を後回しにされそうになって、慌てるセイバーがかわいいですよ。fateの清く正しく美しくなセイバーもよいですが、UBWのぴりぴりしていないお茶目さんなセイバーもよいとおもいます。
なにか武器っぽいものを支度せねばという段になって、やっぱり干莫がいいなーと思う士郎。刀鍛冶の伝承の剣なので、UBWと相性がいいというか志がかぶるんでしょうね。投影したことないので、あきらめて木刀持参。
………衛宮邸の木刀は藤村組のお下がりだったりしたら楽しい(?)なとちょっと思いました。

公園。UBW中で必ず通るシーンの中では、多分初めて出る私服凛。今回もアーチャーはお留守番。…UBWのアーチャーは、3ルートの中で一番仕事してないと思う。いや、一番ハウスキーピングしてるかもしれませんが(笑)唯一序盤で負傷してないルートなのに、要所要所で凛が遠ざけてるもんだからマスターと行動する率が低い印象です。
交差点に移動して、校舎の追いかけっこでも威力を発揮した防音結界をはって待ち伏せ。ここで葛木にガンドを撃つのを止めるか止めないかを選択させる意図がいまだによくわからないんですが、なんだろこれ。後日、葛木と対峙するアーチャーを止めるか止めないかというのはわかるんですけど…。止める方が正義の味方的なのかなーということでそっちを選択。ガンドをさえぎるキャスターのローブがCGで表示されるようになりました。この一枚絵はキャスターが空間転移で姿を消す際にも使われたりしてます。

ここまで来て今更ですが、まだ葛木先生の声に慣れていませんorz
声質はともかくとして、棒読みに近い口調がどうにも気になって。あまり抑揚をつけないイメージを持ってはいたんですが、RNで付いたボイスはどこまでもどこまでも平板です。

キャスター出現。
柳洞寺戦ではアーチャーが「固有時制御か空間転移か」といっていましたが、ここでは単に空間転移になってますね。現代においても魔法とされる神秘、という風にかかれてますけど、5つの魔法のうちの一つに空間転移があるのかなぁ。でもキャスターは魔法使いレベルではあるけど魔法は使えないから魔術師、という設定が合った様な気がするんですけど。…まあいいや、気にしない。
演出面ではhollow的に背景が動いたり一枚絵を動かしたりいろいろを強化されていますが、この辺は特に変更なし。攻撃態勢に入ろうとするキャスターの不意を付く形でセイバーが飛び出して、葛木との戦闘に。

殴られるセイバーの様子は、後に出る新規の一枚絵(突き刺し針をくらうセイバーのアップ絵)を部分使いする形で何度か表示される形になりました。カットイン多いので、テキストで想像するのをエフェクトで補完する、というPC版の手法よりも絵で見せる率がかなりあがってます。個人的な好みをいうと、基本的にはテキストだけで読ませるスタイルが緊迫感があって好きなんですが、この辺は動的で見ていて面白いシーンになっていますよ。翻弄されるセイバーの様子がPCよりもはっきり出ています。
セイバーの首に突き刺し針を喰らった瞬間と、締め上げられるセイバーの姿はそれぞれ一枚絵。喰らった瞬間のは、セイバーがなんだかすごい形相です。…ちょっとこれはヒロインとしてというか女子としてどうだろう…。締め上げられるところは赤背景にシルエットで、片手で吊り下げる葛木とのツーショット。

セイバー一時戦闘不能で、凛と士郎の二人で葛木と対峙することに。
拳を挙げて構える葛木の立ち絵が描き直されてます。PCでは顔が真横を向いていましたが、やや手前を見る形に向きが変わった……というか、たぶん顔の右側を書き足したんじゃないかと。
魔術師を始末しろ、という葛木の指示を退けてセイバーに向かうキャスター。ルルブレ狙いですね。葛木がこっちに来たので選択肢。
…実はここのBADの飛頭蛮な先輩とか「シロウぶっ血KILL」が妙に気に入っていたりしますが(笑)、ここはBADは見送って遠坂さんをかばいに。
折れる木刀が絵で表示されるようになりました。交差点でのキャスター主従戦はこの手の演出強化が多いです。
武器を失って死を思い描くモノローグからはグロい予想図がまるごと削除。fateでの初投影もそうでしたが、士郎はここで守れなければ女の子も死ぬ、という局面で強いです。完全にテンパリ切ったところで干将莫耶投影。
莫耶、それに重なる干将と、葛木の攻撃に耐え切れずに砕ける干将も一枚絵での表示。
士郎にかかった負荷は、PCでは画面全体にノイズがかぶる表現でしたが、RNでは円状にクリアな視界の外側がノイズでぼけている、という表現に変わりました。視界が狭くなったり感覚がごっそりと鈍くなっている感じがでてて、この辺はRNの表現の方が好きです。

セイバー復活でキャスター主従撤退。捨てゼリフを吐くシーン、PCでは思案するキャスターの立ち絵が一人だけで表示されてましたが、葛木と並んで立つパターンになぜか変更になってます。


―――――
もうちょっと先まで進んでるのでついでに書いておきますが、このあと士郎が麻痺したのは左半身。その話の中で「利き手である右手は動く」という文が出てきました。右利きだったのか。
ええとつまり、なにか。
雑木林にライダー追っかけていった時って、利き手つぶされた状態で追っかけていって、利き手じゃない方の腕でサーヴァントと応戦したというのですか。
ば、ばかだこの子は。前から知ってたけどばかだ。
いえ、双剣使いこなすくらいだから元から器用なんでしょうけど、でもね。